6月28日(火)
庭の手入れも出来ない天候で午後から読書三昧、

≪ 京都に住む三十歳の主人公、職を失い、恋人に捨てられ、明日もままならない生活。
金貸しから借りた八十万円の返済もあてもない。
そんな主人公、坪木に金貸しの佐伯はある提案をする。それは、借金返済の代わりに車の運転
手として雇い、返済の滞る人びとのもとへ「取り立て」に出かけるというものだった...≫
作者の本は大抵と言って良いくらい読んでいるので、この作品も町図書館員が宮本輝好き?な私に新刊を予約していてくれたもので
いつも読み終えてなんとなく物足りなさを感じるが物語として流してしまえば良いのでしょうが・・・
宮本輝の作品には『幸せ』『喜び』が根底を流れている、良く言えばヒューマニズムが貫かれていると言うのでしょうか。
読む時期の心境で「あぁ~、そうなんだ、そういう考えもあったんだ」と心に残るものがある。
「お前は、人としてお天道様に恥じない生き方をしているか?」的な説教臭いくだりも多くある。
『言語を絶する途轍もない大宇宙の中に、自分と言う地球の人間の姿をした同じ宇宙があると考えれば1年後も、1光年先たいした違いはない、それは心かも知れない、命かも知れない』
ガッツ~~ンと胸に刺さりました


宮本輝『三千光年の星たち』上下巻。

≪ 京都に住む三十歳の主人公、職を失い、恋人に捨てられ、明日もままならない生活。
金貸しから借りた八十万円の返済もあてもない。
そんな主人公、坪木に金貸しの佐伯はある提案をする。それは、借金返済の代わりに車の運転
手として雇い、返済の滞る人びとのもとへ「取り立て」に出かけるというものだった...≫
作者の本は大抵と言って良いくらい読んでいるので、この作品も町図書館員が宮本輝好き?な私に新刊を予約していてくれたもので

いつも読み終えてなんとなく物足りなさを感じるが物語として流してしまえば良いのでしょうが・・・

宮本輝の作品には『幸せ』『喜び』が根底を流れている、良く言えばヒューマニズムが貫かれていると言うのでしょうか。
読む時期の心境で「あぁ~、そうなんだ、そういう考えもあったんだ」と心に残るものがある。
「お前は、人としてお天道様に恥じない生き方をしているか?」的な説教臭いくだりも多くある。

『言語を絶する途轍もない大宇宙の中に、自分と言う地球の人間の姿をした同じ宇宙があると考えれば1年後も、1光年先たいした違いはない、それは心かも知れない、命かも知れない』
ガッツ~~ンと胸に刺さりました
