ホントかな・・・
空腹になると脳内のたんぱく質の一種が活発に働き、
記憶力が向上する仕組みがあることを、
ショウジョウバエを使った実験で発見したと、
東京都医学総合研究所のチームが発表しました。
研究チームは、同様の仕組みによる記憶力の向上は、
人でも起きている可能性があるとみているそうです。
この研究所の研究員らは、
絶食させたハエと満腹のハエに特定の匂いをかがせて電気ショックを与え、
その1日後に、嫌な記憶に結びついたこの匂いを避けるかどうかを調べ、
その結果、9~16時間の絶食後にショックを与えた場合は、
満腹時に比べ、匂いを避ける割合が約2倍高かったのだそうだ。
ハエの脳内の神経細胞を観察したところ、
空腹になると「CRTC」と呼ばれるたんぱく質が活発化して
記憶に関係する別のたんぱく質と結合し、
この働きが高まることがわかったそうです。
受験シーズンのさなか、主任研究員は
「CRTCは人にもあるため、適度な空腹で記憶力が改善することは十分考えられる。
ただし、記憶力向上には、さまざまな要因がある。
空腹での勉強だけに頼るのはお勧めできない」
と話しているという。
ハエで実験して、その仕組みが解明ですか・・・
あんな小さな生き物の更にその脳を観察するって
大したものですね・・・
でも、その実験方法でホントに実証できたんでしょうかね
「割合が2倍」って、どのくらいのハエが参加したのかな(笑)・・・
受験シーズンならでは話題ということですが、
記憶する時期はもう過ぎていますよね。
今は、まさにその記憶したことを、如何に吐き出せるかでしょう。
そういう研究もしてほしいものです・・・
最近物忘れの激しい私の55年ものの脳の奥に、
引き出すことのできない多くの記憶が眠っているでしょう・・・
それは、もう・・・出てこないのかな・・・