空き家が解体され、見通しが良くなった。跡地より一段上に建っているこの家には70代の男性が住んでいるとか。7階建てのマンションと高さが同じくらいあるが、いつまで上り下りできるかな? 大きなお世話だけど…ネ。
整地された跡地の横にこんな石仏が、元気だったら見に行くのだけど…。
アメリカのトランプ大統領は、いまや世界の新しいリーダーのごとく、新聞にその一挙手一投足が大きく取り上げられている。日本人の私には到底理解し得ないことばかりだ。
トランプ政権の閣僚人事は選挙戦での貢献や忠誠心を重視する。付き合いが最も長く、最も多額の献金を提供してきた人々が、閣僚や私的顧問に起用された。また「身内」の優遇が目立っている。子どもの義父のほか、婚約者として知られた人物を大統領上級顧問と欧州の大使に起用したとか。
そしてトランプの事件捜査を担当してきた司法省の特別検察官に対し、「(就任後)2秒でクビにする」などと発言していたが、彼は来年1月の就任前に辞任する予定だとか。トランプお得意の脅しに屈した人は少なくないらしい。
あきれたことに、米IT大手が、トランプ次期大統領側への寄付を続々表明している。トランプ氏との間で確執を抱える経営者もいるが、第2次トランプ政権発足後に事業が不利になることを恐れて「すり寄り」を図っているという。寄付の金額も半端ではない。メタは100万ドル(約1億5千万円)、アマゾン・コムやオープンAIも同額の寄付を計画中だと表明したという。トランプはギャングより怖い人なんだネ。
何もかもが日本とは大違い。今、国会では政治改革の議論が活発だが、旧文通費改革、政策活動費を廃止、企業・団体献金を禁止するための法案などが、まるで重箱の隅を突くような些細な問題に思えてくる。出てくる金額の桁も大違いだし、人事だって大統領の考え一つ。日本のやってることなんてセコイ、セコイ!
日本は自民党が著しく弱体化し、今や国民党が頼みの綱という情けない状況となった。が、野党の協力がなければ法案の成立が困難になったのはいいことだと思う。何度も何度も話し合って全員が納得するまで議論しつくして決定する。それが最良の政治形態ではないかと思うのだが…。
来年、トランプ政権が発足したら世界はどう変わるだろうか。吉と出るか凶と出るか、恐れ半分、期待半分というところか。まあどうでもいいけど…。
FRBのパウエル議長はトランプ公約、財政政策を監督する権限はないと断ったうえで「現状の多額の赤字垂れ流しは持続不可能な道をあゆんでいると言っておく」と警告したようです。
トランプ氏の頭の中は自己の利益追求オンリー
アメリカ経済の影響は世界の中でも日本が最も受けやすい形ですから、来春早々に国債も株式も通貨にも悪夢到来なんてことにならないよう祈るばかりです。
選挙中にはFRBのパウエル議長はクビにするなんて偉そうに言ってました。またウクライナ戦争も24時間以内に終わらせると言ってましたが、これも眉唾ものでしょうか。トランプのやり方は人事にしろ政策にしろ無茶苦茶のように思えます。が、さすが実業家、自分が損するようなことはやらようです。
どうでもよくはありませんが、「ノーと言えない日本」です。安倍夫人に頼るようでは…ネ。