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ドジャース・大谷翔平の元通訳、水原一平被告が6月4日、カルフォルニア州サンタアナ連邦裁判所に出廷。2021年から違法なスポーツ賭博に手を染め、かさんだ借金1700万ドル(約26億3000万円)の返済のために大谷の口座から勝手に送金していたことを認めたという。
前回同様、彼は記者たちの質問には一切答えない。また大谷への謝罪の言葉もない。弁護士の後ろから顔を上げて堂々と歩くふてぶてしさ、性根のすわった男という印象を受けた。
判決は10月25日に言い渡されるそうだが、彼は司法取引をしており、最長で33年(銀行詐欺罪30年+虚偽の納税申告3年)の禁固刑は7~9年にまで減刑される見通しだとか。アメリカの裁判ってよく分からないなあ。
刑期を終えたのちに彼は日本に強制送還される可能性が高いという。だが大谷の口座から騙し取ったものと、虚偽の納税申告分を合わせて総額30億円以上の返済の問題がある。大谷が『何が何でも返してほしい』と訴えれば別だが、彼の返済能力を考えれば回収できるとは思えず、要求されずに終わることは十分に考えられるという。大谷は返してほしいというだろうか?
水原被告はエンゼルス時代に球団から通訳として30万ドル(約4600万円)以上の給料をもらい、大谷からも別途多額の“マネジャー料”を支給されていたそうだ。だが大谷や他の選手たちのセレブぶりを見ているうちに、いつしか背伸びした暮らしをするようになり、次第に金銭感覚がマヒしてしまったのだろう。気が付いた時には違法なスポーツ賭博にどっぷりとのめりこみ、借金まみれになっていた。結局、金の魔力にハマってしまった。そういうことではないか、私はそう推測する。
最近、水原被告は生活のためか、ウーバーイーツの配達員として働いていたそうだ。が、そのスクープ写真が報道されたわずか数時間後にはその職を失ったという。とうとう誰もが知っている有名人になってしまったのか。「身から出た錆」とはいえ哀れにも思う。
だが気の毒なのは奥さんだろう。大谷の奥さんと仲良く並んで野球見物をしていた姿が、つい昨日のことのように思われる。今ではそれも夢まぼろしのごとく消え去った。なんという運命だろう。同じ女性として同情の念を禁じ得ない。広いようでも世間は狭い。生きづらい日々はこれからも続くだろう。お金で人生が変わってしまうなんて、怖いねえ!
何より横領された24億はもう返して貰えないのかしら
彼がどうであろうと私なら「半分でもかえして~」と
言い続けるでしょうね。
司法取引で大幅な減刑になるとか、おかしな制度ですね。大谷には24億なんて痛くもなんともないでしょうから、お金を盗まれたことよりも信頼を裏切られたことに腹を立てて、「お金を返して」というかもしれませんね。それにしても24億も盗まれて気づかないとは。我々庶民は100円単位の値上げでアタフタしているのにね。
水原被告は日本に帰ってこられてもだれも相手にしてくれないでしょうね。人生100年というのにこれからどうやって暮らしてゆくのでしょう。馬鹿なことをしたものです。