向かいの山に椿の木があったのを知らなかった。空き家整理をするとき周囲の木を切ったら、花の咲く木が見えてきたというわけだ。
何の実かしら? きれいなオレンジ色なのに写真ではうまく色が出ていない。
「ブルータス、お前もか?」は、信頼していた者の裏切りを表現する、ラテン語の詩的な格言だ。なぜか、中居の記事を読んだ時、パッと頭に浮かんだのがこのセリフだった。
彼は全く他人の一芸能人だ。それほど信頼していたわけでもないから裏切られたという表現も当てはまらない。だが「中居よ、お前もやはり男だったか?」と、意外な話に失望・落胆、驚きあきれたのは事実である。しかし私は今でも「あの中居がなあ…」と思わないでもない。いくらお酒が入っていても女性にひどいことをするような人間には思えないのだ。
1年半以上も前の話だ。12月19日発売の「女性セブン」が、2023年6月に開かれた会食後に、中居が参加していた女性と深刻なトラブルを起こしたと報道。すでに中居側が話し合いのもと、女性に対して約9000万円の解決金を支払ったという。
その後「週刊文春」や「スポニチアネックス」も同様のトラブルについて続報を打っており、中居の代理人は“解決済み”であるとしながらも、トラブルがあったことは認めているという。
しかし昔と違い、人気タレントにとって女性がらみのスキャンダルは命取りになる時代だ。しかも9000万円という多額の賠償金を払ったとなれば、女性にとって許しがたいひどい仕打ちをされたということだろう。それに事実を認めたそうだが、これまでバレなければいいと口をつぐんでいたというのは中居らしくない。だが世間を侮ってはいけない。「天網恢々疎にして漏らさず」というよ。
中居はジャニーズ事務所から独立して個人事務所を構えたが、しょせん強力な後ろ盾のない一匹狼だ。なすすべもなく、ただ局の言いなりになって芸能界から消えてゆくしかないのか。ならば、あのお笑い芸人の島田紳助のように、自分から引退を発表した方がいいのではないか。
紳助引退の経緯とは、吉本興業が紳助と暴力団幹部との親交を示す携帯メールを入手し、同社としては放置できないので、紳助を呼び出して事情を聞いた。紳助はメールが事実だと認め、自らの引退を言い出し、結局、吉本興業は紳助の引退を受け入れたという。
つまり紳助は暴力団幹部と交際を断つか、それとも吉本興業を辞めるかという選択を迫られたが、結局、引退を選んだという。本当は引退したくなかったが、暴力団幹部との交際を断つのは容易ではない。以後も何かと暴力団の影がちらつくことを恐れてのことだったとか。自業自得とはいえ代償は大きかった。
元国民的アイドルだった中居も、現在、レギュラー番組全5本で収録見合わせや他番組への差し替え、出演シーン全カットが続く。今年に入って通常通り放送されたレギュラー番組は1本もない。もはや引退は不可避な状況まで追い込まれているとか。
なぜこんなことになったのか。その昔、「私はこれで会社を辞めました」と、男性が小指を立てるCMがあった。女性問題がバレて会社を辞めざるを得なくなったというCMだが、こんな笑いを誘うような話ならよかったのに…ネ。
それよりも最近寒くて、家に引き籠もって創作活動したり、テレビを観たりしています。