今日は11日、文科省に届いた「いじめが原因で自殺する」との手紙の内容どおり、本当に自殺するつもりなのだろうか。このようなやり方で命を絶つなんて、無意味なことはやめてほしい。
最初は7日、「いじめが原因で自殺する」という内容の男の子が書いたと見られる手紙が文部科学省に届けられた。宛て名に「文部科学省 伊吹文明大臣様」と手書きで書かれた封筒に、学校や両親にあてた計7通の手紙が入っていたという。
学校でいじめを受けているとし、8日までに状況が変わらなければ、11日に学校で自殺すると書かれていた。差出人の名前や住所、学校名など個人を特定できる情報は書かれていなかった。消印は「豊」の消印が見られるという。
次は9日、同じく伊吹文明文科相あてに、高校2年の女子生徒と名乗り「11日に死にます」との内容の手紙が届いた。消印は8日で「渋谷」と読めるそうで、茶封筒の中にA4判のリポート用紙で自殺を予告する文章が書かれていたという。
そして、1通目の予告がテレビで報道されたことに勇気付けられたとの内容の記載もあったそうだが、文科省は「公表が連鎖的な行動を呼ぶ可能性はあるが、いじめに真剣に向き合い、誠実な対応を示すことが重要と考える」としている。
そして10日、またもや、いじめによる自殺予告とみられる伊吹文科相あての手紙が4通文科省に届いたという。いずれも8日付で「尼崎北」「町田」「成城」の消印がある。残り1通は個人情報が含まれているとして、詳細を公表していない。
学校でのいじめを理由にした自殺の予告が、子どもから行政やメディアに寄せられる例は過去にもあったそうだ。大人や役所側から子どもへの呼びかけもあったが、どう本人にメッセージを届けるか、公表が連鎖を生むのではないかなど、大人の側の悩みは今回も同じだという。
1995年12月、横浜市教委の「いじめ110番」の留守番電話に、子どもと思われる声で自殺をほのめかす内容が入った際、市長は緊急会見で「死なないで」と訴えた。その後、市のいじめ解決用の電話番組での本人にあてたメッセージを聞いたとして、同じ子と思われる声で「死ぬのをやめました」と返事が吹き込まれていたそうである。
この時期、いじめが原因とみられる自殺が相次いだそうで、1996年2月には福岡、広島、鹿児島などでテレビ局に自殺予告の電話やファクスが相次いだ。山梨の中学では「体育祭を中止しないと自殺する」という手紙を受けて、実際中止した例もあり、他県で「授業を休まなければ」「中間テストをやるなら」と連鎖的に広がっていったケースもあるとか。懸命のSOSか、いたずらかに現場は揺れたというが、今回もその判断は難しい。
いつの場合でもおもしろがって悪乗りするヤツがいるものだが、深刻な問題に直面している今、こと命に関わることだけに、これが単なるいたずらの連鎖だとしたら絶対に許せない。
最初は7日、「いじめが原因で自殺する」という内容の男の子が書いたと見られる手紙が文部科学省に届けられた。宛て名に「文部科学省 伊吹文明大臣様」と手書きで書かれた封筒に、学校や両親にあてた計7通の手紙が入っていたという。
学校でいじめを受けているとし、8日までに状況が変わらなければ、11日に学校で自殺すると書かれていた。差出人の名前や住所、学校名など個人を特定できる情報は書かれていなかった。消印は「豊」の消印が見られるという。
次は9日、同じく伊吹文明文科相あてに、高校2年の女子生徒と名乗り「11日に死にます」との内容の手紙が届いた。消印は8日で「渋谷」と読めるそうで、茶封筒の中にA4判のリポート用紙で自殺を予告する文章が書かれていたという。
そして、1通目の予告がテレビで報道されたことに勇気付けられたとの内容の記載もあったそうだが、文科省は「公表が連鎖的な行動を呼ぶ可能性はあるが、いじめに真剣に向き合い、誠実な対応を示すことが重要と考える」としている。
そして10日、またもや、いじめによる自殺予告とみられる伊吹文科相あての手紙が4通文科省に届いたという。いずれも8日付で「尼崎北」「町田」「成城」の消印がある。残り1通は個人情報が含まれているとして、詳細を公表していない。
学校でのいじめを理由にした自殺の予告が、子どもから行政やメディアに寄せられる例は過去にもあったそうだ。大人や役所側から子どもへの呼びかけもあったが、どう本人にメッセージを届けるか、公表が連鎖を生むのではないかなど、大人の側の悩みは今回も同じだという。
1995年12月、横浜市教委の「いじめ110番」の留守番電話に、子どもと思われる声で自殺をほのめかす内容が入った際、市長は緊急会見で「死なないで」と訴えた。その後、市のいじめ解決用の電話番組での本人にあてたメッセージを聞いたとして、同じ子と思われる声で「死ぬのをやめました」と返事が吹き込まれていたそうである。
この時期、いじめが原因とみられる自殺が相次いだそうで、1996年2月には福岡、広島、鹿児島などでテレビ局に自殺予告の電話やファクスが相次いだ。山梨の中学では「体育祭を中止しないと自殺する」という手紙を受けて、実際中止した例もあり、他県で「授業を休まなければ」「中間テストをやるなら」と連鎖的に広がっていったケースもあるとか。懸命のSOSか、いたずらかに現場は揺れたというが、今回もその判断は難しい。
いつの場合でもおもしろがって悪乗りするヤツがいるものだが、深刻な問題に直面している今、こと命に関わることだけに、これが単なるいたずらの連鎖だとしたら絶対に許せない。
自分が立派な人間ではないので、
色々私の思いは有りますが言う事をはばかられるので言えません
ただ、
“昔はよかった
とにかく何事もないことを祈ります。
大人の対応をじっと窺っているんでは?
こんなことをしていたら誰も信じてくれなくなりますよね。
子供がこのようなことをする社会が異常になったと言うことでしょうか。その責任は大人にあると言えばそうですが、社会がすぐ変われるものではない。
家族の絆を大切に、学校よりも大切なことがあることをわかってもらうより他ない。
悪乗りしてバカなことをする子供か、成人かは知らないが、こういうのがいる限り、大人は振り回されるのでしょうね。
いじめへの対処が不十分だったとして、記者会見で謝罪していた校長先生が自殺しました。
真面目な教師ほど重圧で押しつぶされているのでしょうが、死ぬこともなかったのに…。