そろそろご近所の庭の枝垂れ梅が咲くころだと、デジカメ持参で出かけた。ひと雨ごとに春の陽気を増して、身軽な服装に足取りも軽く、とはならず重い足取りでトボトボと歩く。でも心地よかった。
満開には少し早いが、うすいピンク色の花びらがなんとも可愛らしい。一重咲きの梅は清楚な感じで好きだが、華やかな八重咲きの花も美しい。
岩手県大船渡市の山林火災は、発生から12日となった10日、出されていた避難指示がすべて解除された。それは奇しくも東日本大震災から丸14年目となる前日のことで、不思議な縁を感じる。ともかく喜ばしい限りである。
東日本大震災では多くの人が家を失い家族を失い、この14年、大変な苦労をしたであろうことは想像に難くない。それでも自宅を再建し、新たな生活を始めた人たちの中に、この山林火災でまたも家を失い、着の身着のままで避難し、厳しい寒さに震えながら避難生活に耐えてきた人も少なくないと聞く。大震災の傷はまだかさぶたにもなっていないだろうに、またこんなひどい目にあうなんて、天災とはいえ無情すぎる。
今、国会では「103万円の壁」や所得制限なしの「高校無償化」など、国民の耳障りのいい政策で論争している。だが、それよりも今現在、差し迫った問題があるだろう。能登半島地震から1年、復興や生活再建の動きはまだまだ道半ばとか。それに大船渡の山火事の被災者も、本当に困っている人たちへの支援が先ではないだろうか。
国会議員の先生方は高級スーツを着て、美味しいものを食べて結構なこと。国会が閉会したら一度、議員全員で被災地へ行って、瓦礫の一つでも片づけて、ひと汗かいてはみてはいかが? 口先だけの同情は何の助けにもならない。
話は変わるが、私はいつも2カ月半くらいで美容院へ行く。昨年末に行ったきり今年はまだ一度も行っていない。2月始めに行こうと思ったが、寒くて出かける気にならなかった。
どうせおかっぱスタイルだから、パーマを掛けてもあまり変わらない。横と後ろだけなら自分でカットできるし、パーマを掛けるのはもったいないからもう止めることにした。家計簿を見ると1年に5回くらい、約6万円弱使っている。これからその6万円が浮くのだ。ラッキー!
何だか得した気分になったので、少しばかり大船渡市へ募金した。口先だけでは恥ずかしいから。いつもネットバンキングで日赤を利用するので情報は登録済み、金額だけ打ち込めばいい。一日も早い復興をお祈りいたします。
お近くで「観梅」なんて春先取の幸運ですね。
大船渡市の山林火災収まりましたが、悲惨な被害状況に言葉も有りません。
あの大地震、津波からの復興もまだまだ道半ばの方も多いと聞いています。
能登地方とも大自然の『気まぐれ』で穏やかな暮らしを奪われ重なる苦労を背負いこむ方々に、言葉だけでない支援を送りましょう。
AMDA もいち早く物資救援活動に従事、避難所の看護等にも活動開始とか、わずかでも協力募金しました
1日も早い暖かな日差しが被災地に届くことを祈っています。