今日のピアノ練習。プレリュードは16分音符を粒をそろえて弾くのを目指した。左手、本当にそろっていないうえに、終わりの方は切れたり重くなったりしていた。一定の速度で弾けるように、メトロノームを思いっきり遅くして開始。そうすると揃った。少しずつ速くしていく。最初の頃と比べたら揃うようになった。しかし目指す速度で弾こうとするとさっぱりだ。この練習、毎日繰り返したほうがよさそう。最近指が回らなければならない曲を弾いていないからなおさら痛感した。基礎練ちゃんとしないとね。
フーガは3ページ目のみ。もっとも盛り上がるところでありながら一番弾けていないところだったので。ソプラノパートとアルトパートとの区別がまったくついていなかったので、区別がついて聴こえるように同じ右手でもソプラノとアルトとで鍵盤内の指の位置や角度やタッチの速度を変え異なって聴こえるように試みてみたら、少しは違って聞こえるようになってきた。しかし、特に同時に音が鳴っているところはどちらのパートか区別もつかない状態。それでも、レッスン時よりは、間違える度合いが減ったような気がする。違って聴こえるようになるようにあせらずに進めていきたい。
そういえば明日は年末に借りた本の返却日だった。『ラヴェルの生涯』、『ピアノ・ノート(この本は購入した)』、『フィドルの本』を借りていた。フィドルとは実はフォークミュージックや民族音楽で使われるヴァイオリンのことを指している。ヴァイオリンという楽器は一見高尚な楽器に思えそうだがそれは早合点、実はかなり庶民的な要素が強いのではないかと思え面白いと思い始めた。しかしこの本、まだ始めの方しか読んでおらず。。。また借りて読みたいと思う。弦楽器は演奏するわけではないのだが、音の出し方から謎めいているうえに魅力的な気がして興味深い。
今日はEテレで23時から坂本龍一氏の「音楽の学校」が放送される。今回は映画音楽。今日は「サイレント時代の映画音楽」とのこと。楽しみだ。