この2週間のうちに、富山名物二つを初めていただいた。
一番目は「あやめだんご」。だんごにに黒砂糖の蜜をからめただんご。醤油ならみたらしだんごがあるけれど、なんとこちらは黒砂糖なのだった。ずっと気になりながらも行けていなかったお店に先日行き、ちゃっかりお店でいただいてしまった。もっちりしたまさに高級なお餅と言ってもよさそうな団子に、甘みとほんのりとした苦味に惹かれる濃厚な黒砂糖の蜜がかかっていて、一口入れただけで至福の味わいだった。これで90円、信じられない♪しかも富山だけの味だとか。初めて出逢った衝撃の味にすっかりはまってしまったのだった。
二番目は「あんばやし」薄く切ったコンニャクに、甘い味噌を載せて頂くとのこと。とあるチェーン店で富山名物という副題付きで出ていたのだった。地元の方たちに話を聞くと、祭りのときに良く出てきていたとのこと、そしてみなさん、全国にあると思っていたとのことで、真実を知った時には驚いたとのことだった。私こそその事実に驚いた。いやいや全国にはありませぬ。富山県の料理で、しかも中心は富山市らしいですよ。あんというのは味噌で、はやしというのは三角形のこんにゃくが林に見えたからそのように呼ぶようになったとのこと。富山、味噌も美味しいからなあ。こんにゃくだからカロリー面での心配もいらなそう。
「あやめだんご」に「あんばやし」やっと出逢った貴重な富山名物。それにしてもこの二つの料理、串にさしている所と言い、甘く煮詰めた餡をかけるところと言い、素朴ながらも濃厚な味わいと言い、共通点があると思った。そしてどちらも美味しい!気づけてよかった、そして食べておいてよかった。そしてまた機会を見つけてはいただこうと思っている♪
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