モーツァルトの生誕地ザルツブルグに似ているということで9月中旬に音楽祭を開催している宇奈月、今年はめでたく9回目、私も参加してきた。
とても素敵な会場でゆったりのびやかにモーツァルト作曲K.311第1楽章、第2楽章を演奏させていただいた。おっと、素敵な会場以外は嵩上げした内容だった。実態は直前になってやっとモーツァルトが舞い降りてきてくれたような状態、緊張と興奮のあまり前日夜は眠れなかったうえに早すぎる目覚め、当日も舞い上がった気分のまま演奏に突入してしまった。
突っ走りたくなかったのに思わず突っ走る。いたずら好きの妖精が顔をのぞかせてしまった。ここぞという大好きなところでは音を聴きながら演奏できたけれども課題もうんと残った演奏だった。けれども楽しかった。こんな貴重な機会ってなかなかない。
私たちのグループは三つの会場で演奏した。こちらの会場、ピアノの響きが美しかった!そして窓からの景色も素晴らしかった。
そしてこちらの会場ではアナウンスしたり譜めくりしたりした。こちらは連弾の譜めくり、なかなかスリルがあった。途中で間違えそうになって(結局間違えなかったけれど)ひやりとさせてしまったな。間近に演奏を聴くことができたおかげで、なんと数日たった今もメロディーが今も脳内を流れている。とても貴重なひとときだった。お客様の手ごたえもたっぷり感じられた。
私たちのグループは今月末30日に富山市中心地でグランドピアノを弾く音楽祭イベントのメンバー代表。というわけで30日には富山市中心地で演奏します。人数もうんと増えてパワーアップ、といきたい。よろしくお願いします!
前日は毎年関東から宇奈月に来られている私が尊敬しているピアニストさんの演奏や、東京からエントリーしに来てくれた友人グループの演奏を楽しんた。アヴェ・ヴェルム・コルプス、グラスハーモニカのためのアダージョのピアノ演奏版の深き歌心と透明感は忘れられない。二胡とピアノのデュオ、リコーダーとピアノのアンサンブル、アイネ・クライネ・ナハトムジークの3者連弾、楽しき工夫が凝らされていてわくわくした。嬉しき出逢いも!感謝。
こちらの名店もちゃんと見てきた。残念ながら、今年は、中には入らなかったけれど。
フィガロの結婚饅頭を売っている店に向かう、残念ながら買いたいと思っていたフィガロの結婚饅頭は売り切れてしまっていた。その代わりに同じ店で銘菓を購入。これからいただくのが楽しみ。
来年こそはモーツァルト関係の名前が入ったお菓子やモーツァルトの顔が印刷されているお菓子を絶対に買おうと心に誓ったのだった。
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