ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

郵便局って、楽しい!

2015-01-05 11:39:21 | ある日の日記
昔から、郵便局が好きである。払い込みや郵送などで、しょっちゅう利用するのだけれど、こじんまりした小さな平屋の建物、その前に置いてある朱色のポストを見るだけで、心がなごんでしまう。切手も、時々「お~、グレート!」と叫びたくなるような、素敵なものが発売されたりして(たとえば、「銀河鉄道999」のアニメとか絵本「ぐりとぐら」の絵柄を使った可愛いもの)、定期的なチェックが欠かせないのだ。 建物の中に入っても、どこかの~んびりとまったりとした空気が漂っていて、人里離れた田舎の木造駅舎に降り立った気分になってしまうほど。


それはいうなれば、銀行などにはない温かみかもしれないし、何より一種のローカルさやちょっと時代遅れな雰囲気も好き。郵便収集車も、真っ赤な車体がころんとして可愛いし、郵便を配る姿も、何だか郷愁を誘われてしまうのだが、これって私だけ?
郵便収集車やバイクの「赤」は、童話の世界に出てきそうだし、ポストの朱色は、神社の鳥居や破魔矢などに使われる、昔ながらの「ニッポン」の色である。 見てるだけで、楽しいでござるよ。

ネットやスマホなどがハイスピードで進化して、世の中はずいぶんあわただしく、無機質になってしまったけれど、郵便局にはまだ昭和の香りが残っているような「鈍くささ」があるような気がする。 郵便局よ、今の姿のままでいて。合理化やスピード化の波にのらないでいてね。と早くも時代に取り残されそうになっている43歳の女性は思うのでした…。

P.S 今思い出したけれど、子供の頃「ヤギの郵便屋さん」とか、森の動物から木の葉っぱに包まれた小包が届いたり、と手紙や郵便をテーマした素敵な童話を幾つも読んだことがありました。やっぱり、「ポエジィ」を感じさせられるのは、皆同じなのかな?