Yさんに、一つの記事に複数の写真画像を載せるやり方を教えて頂いたはずなのに、またわからなくなり一個きりの写真しかのせられません。そんなこんなで、せっかく記事を書いてもヒートアップせず、短めのもので終わってしまうことが多いような・・・? まあ、仕方ないんですけど。
さて、今日の話題は鴉。 あの人間には親しみ深くも困った存在でもあるカラスさんについて。
実は今日、買い出しに出かけていて、車の中から路上にとまっているカラスと目があったのです。そして、ふと疑問。 カラスのフンって見たことがないような気がする。 鷺などはおびただしい白いフンを残しているのを見たことがありますが、カラスっておトイレするの? そもそも、カラスはなかなか神秘的な鳥でありまして、その賢さは群を抜いている! 人間のゴミ袋の食べ物を狙って、戦略を練ってくるし、光りものが好きとかできらきら光る金属をコレクションしているという、もっともらしい噂も。
人家のそばに居るのは、ハシボソガラスとハシブトガラスの二種といわれています。 あいにく地方に在住しているので、実感に乏しいのだけれど、東京などのマンションに住む人の話でベランダにカラスが遊び(?)に来て困るという話を耳にします。 カラスの方は、人間の存在を認識し、懐いて(?)くるらしい気配もあるのだとか。 まあ、人間と目があったら「バカー、バカー」と鳴いて飛びさるという憎たらしい輩もいるというから、一律には言えないけれど。
物書きの人たちのエッセイにも、仕事場のベランダにやってくるカラスたちとの間に、不思議な友情がめばえるというエピソードを何度も読んだことがあって、カラスとお友達になるには、都会に住まなきゃならないのね、と思ったことも。 カラスはご存じの通り、ゴミあさりで嫌われる鳥。 でも、その賢げな黒い瞳を見ていると、真っ黒な盗賊なのか、人間には理解できない深淵な考えを抱いているのかわからなくなるのです。
カラスが賢いことは、古代から知られていて、ヤタガラスという伝説の三本足のカラスが神武天皇を熊野国から大和まで案内したという神話もあるのです。 三本足のカラス--すごくミステリアスだけれど、目じりに浮かぶシワは嫌だなあ・・・。英語では、目元のシワのことをカラスの足跡というそうであります。