あれこれ過ごしているうちに、もう11月も半ばに……。今日は、久しぶりに家でのんびりでき、今しがたTV番組「グレーテルのかまど」を見たところです。 「G線上のアリア」などで知られる作曲家ブラームスの愛したデザートということで、紹介されていたのが、何と「ザルツブルガーノッケルン」!
こういう感じのスイーツね。山が三つあるように見立てた、ふわふわの卵菓子で、上にかかって砂糖も、雪山にかかる雪を思わせる心憎いお菓子。 あ~、私も一度は食べたいとずーっと憧れ続けているスイーツです。番組でも、オーストリアの人たちが、天使のえくぼを思わせり美味しさだとか、ザルツブルクは、このお菓子があることを世界に誇らなければ――などと言っているのを聞き、思わず生つばがでてしまいそうになってしまいました。
多分、スフレに似た味じゃないかな……ただし、こんなきれいな山脈を作るのは難しそうで、番組内でもレシピを実演していた男性のザルツブルガーノッテルンは、山が見事につぶれ、なだらかな丘となっておりました。
閑話休題。
オーストリアのお菓子も素敵ですが、この間、姪の七五三のお祝いが、神社での集合写真の後、ホテルであり、私も久々にご馳走を食べることができましたです。
上の写真は、翡翠茄子に生ウニとキャビアを乗せたものだそうな。
こちらも、簡単に言ってしまえばお刺身なのですが、皿に描かれた紋様が、まるで竜安寺の石庭を思わせるようで、素敵!色も、グレーの石の色ですし。 その間に大葉の上に乗った刺身は、まるで岩のような配置になっており、紅葉がそっと置かれているのも、晩秋の気配であります。
こちらは、皿というより、織部の緑色をした焼き物の台のうえに、細かく細工した牛蒡や、豚肉の味噌だれ、南天の飾りも利いていて、見ているだけで楽しい。 もちろん、とてもおいしかったであります。
美味な食べ物は、人をしばらくの間幸せにしてくれるものなのだあー、と思いつつ、夜の肌寒さの中を、車で家にgoしました
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