昨日は、昨年末の鹿児島以来の出張に出掛けた
京都へのメーカーへ日帰り出張
８時40分発ののぞみ159号に乗って久しぶりの京都へ向かう
京都駅までメーカーの車で迎えに来てもらい、
八条口で待ち合わせして合流
そのまま伏見にあるメーカーの職場へ
出張の目的は、新たな製品の作成をメーカーに依頼すること
製品の依頼することくらいならわざわざ京都まで行かなくても伝えられる
しかし、そこは依頼するこちらからまずは出向き、
お願いするのが筋であるとの信念から最初は伺う
また、始めて依頼するメーカーになるので、
自分の目で確かめておく必要がある
一度伺えばそのメーカーがどのような姿勢で仕事に取り組んでいるかわかる
綺麗に整理整頓されていれば製品も必ずきっちりと仕上げてもらえる
また、必ずお手洗いを使わせてもらうことにしている
トイレまで掃除が行き届いているか？を見るためだ
これら全て、先代の会長からの訓示で教えられた
それを今も受け継いでいる
取引先の見極めのテクニックだと言える
作成してもらうにあたり現状からメーカーに伝えた
現在のファッション業界は売れ行き不振で最悪な状況である…
多少の安い物は売れてはいるが質が悪く値段相応な物ばかり
これまでネット販売を始めて消費者に直接販売することで、
質の良さと適正な価格を望んでいる事がわかった
ファッションに使えるお金は人それぞれではあるが、
スーパーブランドに何十万も出せるような稼ぎはないのが大半
しかし、消費者心理からは安過ぎるのも世間体からして恥ずかしく、
見栄は張りたいけど恥もかきたくないと言ったところ
しかし、そんな消費動向は今始まった事ではない
特にレディースのファッションは昔から多いように感じる
メンズは、お金をかける時はかけるが、
しっかりと物を見極めてから買う
そんな消費者心理を考えて行くと…
何をどんなように提案すれば消費者に受け入れられるかが見えてくる
そんな観点からまずはターゲットから選定した
ターゲットは入社したてのＯＬ
現在ネット販売で就活用のトートバッグが順調に売れている
約一年の就活中に使用して入社してからはあまり使わなくなるのが大半
だからリクルートバッグで価格の高い物は数多くは売れない
入社すると、まず就活に使っていたトートバッグをいつまでも使わない
まわりの先輩達は多少の稼ぎがあるから、
そこそこのブランド品を持っているのが通常
しかし、入社したばかりだからそんなブランド品など買えない
でも、多少のオシャレはしたいし、
恥ずかしくない物を持ちたいと思う
キーワードは、綺麗・可愛い・スッキリ・安っぽくない・高くもない
これさえ抑えておけば完璧！
あとはどんなデザインのバッグを作って、
カラーをどうするか？だけ
これらをメーカーに話してサンプルを作成してもらうことに
さて、どんな物が出来るかな？
滞在時間にして約４時間でトンボ帰り
今月末までには初回サンプルが出来上がる