珍しく昨日今日と土日に休みが取れた
天気予報は初秋の晴れ
家に巣ごもりはもったいないからと、
秋を見つけに出掛けた
一昨日の雨降る夜のうちにカミさんの実家へ車を借りに行き、
昨日の朝6時半に名古屋の自宅を出発
行先は、岐阜県の栗の名産地である中津川
国道19号で春日井ICまで行き高速道路に乗る
中央道で中津川へ向かうはずだった…
何を思ったのか、春日井ICで東京方面に乗ってから気付く…
ゲッ、間違えた!
ETCを車載していない車なのでSAで降りる事も出来ない
そのまま名古屋ICまで走りUターンするかと考えたが、
そのまま東名高速を走って豊田JCから東海環状で遠回りして行くことに
ガソリンは多少減るけど高速代は余計には取られない(^^;;
急ぐ事もないので久しぶりのドライブだけど、
気になる事がひとつだけあった…
恵那峡SAでトイレ休憩
マスクを持参するのを忘れてたので使い捨てマスクを購入
今ではすっかりエチケットグッズで必需品だ
中津川ICに8時半過ぎに到着
そこから付知方面へ向かう途中にある今回のお目当てのお店へ
『満天星 一休 苗木本店』
そう、今が旬の栗菓子の老舗和菓子店
いくつかある栗を使った和菓子が並ぶ
この岐阜県の東濃地方の恵那・中津川近辺は栗の名産地である事から、
昔から続く栗の和菓子の老舗が多い
その中でも、オヤジは一度も食べた事が無い『栗粉餅』を買いに来た
一度も食べた事が無い理由は、賞味期限が当日だから…
その日に買ったらその日に食わなきゃならない
婆ちゃんや娘夫婦や実家などへお土産に5個購入
次に向かったのは『くりくりの里』
農産物の直売所で生の栗を2ネット購入
程良い段ボールをもらって近くのクロネコから千葉のカミさんへ直送させた
どちらも早く買わないと無くなってしまうからと買えるのか気がかりだったが、
到着早々にどちらもスムーズに済ませる事が出来た
買物の用事を済ませてたらそのまま国道256号を北上
付知峡にある『不動滝』へ向かった
駐車場から滝へ向かう道は苔むした道を降って行く
木道が整備されている場所もあるが、
所々は石がゴロゴロした道になる
坂道を降っていくと最初に見えてくるのが
『観音の滝』
水質が綺麗な川なので川底まで透き通って見える
観音の滝の下に流れ落ちるのが『不動滝』
昔はこの付知川でよく鮎釣りしたものだが、
山深い奥の付知峡へはあまり来た記憶があまり無い
しかも、こんな滝があった事すら知らなかった
遊歩道の吊り橋わ渡って進んで行ける
ちょっとした冒険気分にも浸れる(^.^)
さらに遊歩道を進んで行くと『仙樽の滝』の見える場所に出るが、
滝の下に降りられる木道が壊れているので今は通行不可…
奥の遊歩道に行ける吊り橋を渡ると滝は見える
インディジョーンズか?(^^;;
最悪にも橋の上からではアングル悪く仙樽の滝は滝全体を上手く撮影出来なかった
遊歩道はさらに奥まで続いているようだったが、
ここら辺で軽装なため引き返す事にした
実際にも後から気付いたが、左足の付け根部分にヤマヒルに噛まれ、
血が出てしまってスニーカーが血で染まったとは大袈裟…(^^;;
こんな山奥へスニーカーのアンクルソックスで来るものではない
滝の撮影を終えて帰る山道で猿の群れに遭遇
こんな山奥なのだから野生の猿がいて当然だけど、
次々と猿が道路を横断してくる…
よ〜く見ると、山栗のイガが所々に落ちていて、
栗の実だけが無くなっているところからすると猿が食べたのだろう
猿も美味しいものはよく知っているわい
と、ふと気付く
栗のお土産も買ってブログネタにするには栗の写真がいる
それならば、実家へ向かう帰り道の途中に、
朝に立ち寄った満天星一休西山店がある
このお店には以前に友人夫婦と立ち寄った事があって店の周りは栗畑
素朴ではあるが手入れの行き過ぎていない庭のイメージが好きだ
何でもやり過ぎは良くないな(^^;;
彼岸花が綺麗に咲いた田舎風景が心地よい
その後は実家に立ち寄ってコーヒーを飲ませてもらい、
昼は友人とふたりで故郷の食堂で昼飯
故郷の味である『てりかつ丼と中華そば小』
一旦、夕方までに名古屋のマンションに帰ってから、
カミさんの実家に車を返却
帰ってから『栗粉餅』を食べてみた
やや腰のあるお餅に栗きんとんが細かくまぶしてある感じで美味い
これ、美味い!
二度言った(^^;;
甘さは程よくてお上品な和菓子のイメージで渋〜い緑茶が欲しくなった
また違う秋を見つけに行きたい