先日の沖縄旅行を終えて思う事があるので書き残すことにした
ブログ投稿にあたり、個人的な主観での感想であることを前置きしておく
今年は、沖縄県が米国から日本に変換されて45年周年の年になる
1972年、昭和47年のオヤジはまだ小学四年生の鼻ッタレ小僧だった
当時、小学校の社会の授業で沖縄返還に関する事を調べ、
授業参観日に発表するという授業を受けた覚えがある
図書館などで沖縄に関する本からいろいろ調べた事を覚えている
歴史、地理、農業、産業、戦争、米軍基地などいろいろ調べた
そんな内容の記憶は時代とともに薄れてしまったが、
こうして実際に沖縄に行ってくるとなんだか複雑な思いになった…
今更、戦争の事には触れたくはないが、
戦争によって残された米軍基地は複雑だ
日本の領土である土地の広大な敷地を利用している米軍基地
これも、同盟国であるからして日本としては
守ってもらっている立場だから仕方がないのか?
普天間基地を辺野古へ移転する問題も、
自然環境からするとこれはオヤジは反対に思う
しかし…
沖縄米軍基地問題からすると、
すべてが反対とは言えないと思う
現在、沖縄にある米軍基地施設は34施設あるとされ、
日本にある米軍基地の75%が沖縄に集中しており、
沖縄の面積の10%を占める土地が米軍基地となっている
沖縄県もこの米軍基地がある事で財政に多大な影響があるのではないだろうか?
これは、部外者が意見する事ではないのかもしれない…
しかし、これがまったく基地が無かったとしたら…
沖縄県の財政を賄う資源は観光?農業?
これと言った産業があるわけでもないし、
土地も他府県と比べ狭く小さい
旅行中に北谷町にあるアメリカンビレッジに実際に行ってみて思った
この商業施設は日本人や観光客のためだけにある施設ではなく、
実際に基地で働く関係者が休日を過ごすために多くの関係者で賑わい、
基地関係者の来店で各ショップが潤っていると思った
こうした商業で支えられている沖縄県内の市町村はまだ良いが、
観光や農業・漁業だけの地域からすると恩恵も少ないはず
そうなると基地問題の賛成派と反対派と別れてしまうのだろう
どうにか基地も含めて共存共栄出来る道はないものだろうか?
しかし、ここに治安や事故などの問題がのしかかってくるとさらに複雑になる…
いろいろと難しく複雑な問題だなぁと思えた