右上の部位の大きな病巣の抜歯即時荷重インプラント術前術後です。
そして、手術終了直後が下の写真。
ちゃんと、インプラント固定の仮歯が入っています。
こちらの患者さん。
右上のブリッジを支えている歯根が割れてしまって、全部がダメになってしまいました。
当然、お仕事とか日常生活を普段通りにされているわけですから、ここの部位がいきなり歯がなくなって入れ歯になる、と言うのは避けたいところです。
しかし、これだけの広範囲の病巣を抱えている手術となると、患者さんは次の日とか翌々日の日とかに腫れたり痛んだりして、仕事や家事どころではなくなってしまうかも知れません。
でも翌日の状態は、このような感じの状態で、口角炎が出てしまいましたが、お顔の状態は腫れもなく、痛むこともなく、仕事にそのまま出かけてくださいました。
これだけの大きい手術をしても、日常生活にほとんど影響を与えないように手術をできる、と言うことは、一般的な歯科口腔外科の常識を覆すものです。
では、何故腫れないようにできるんでしょうか?
一番大きな理由は、派手に歯茎を切ったり剥がしたりするような手術の仕方をしないから、です。
抜歯窩以外にはほとんど切開を入れないで手術をする、と言う方法を私は2003年から本格的にやりだしました。
そうすることで、傷口を空気に晒さないで済みます。
だから、腫れたり痛んだりしないんだろう、と私は考えています。
でもそういう方法だと、病巣を乗り残してしまって失敗する、と言われがとても多いですし、実際データ上もそういう失敗は良く起きている、と分かっています。
そこをどう乗り越えるのか?がカギです。
私自身の答えは、10倍のライト付きの強拡大鏡を使ってしっかりと見て、徹底的に追及する、と言うことに尽きます。
さらに言えば、私自身で海外の学会とかで探して来た細かい仕事ができる器具機材を使っている,と言うことでしょうか。
そのおかげで、抜歯即時インプラントの成功率は、私の場合には通常のインプラント手術と全く同等の98%以上上手く行く、と言うデータが出ています。
上手く行く理由は、病巣を取り切ること、です。
ここで、これを読んでる同業者のために一言書き加えて置きますが、表面的に病巣をガリガリと取り切ろうとしても、それでは取り切れません。
骨の中は骨髄があって、表面の骨を通り抜けた裏側にも病巣が入り込んでいることがとても良くあるんです。
それを追及して取り切らないといけません。
これが結構難しいし、時間がかかるんです。
抜歯即時インプラントインプラントの成功の要諦はそこにある、と言い切っても良い、と思っているくらいです。
単純に抜歯して病巣取ってインプラント埋めて、と言う考え方では失敗してしまいますよ、と言うことです。
口腔外科的な基本を守れば、当然のことながらしっかりと病巣を見えるようにして取り切る、と言うのが正しいでしょう。
でも、そう言う方法では、患者さんが腫れたり痛んだりして大変つらいことになってしまいます。
小さい手術でもちゃんと病巣を取り切り、治るようにする。
それが、私が提唱して来た体に優しい低侵襲手術、腫れない痛くしない手術です。
それらも、精密に丁寧に綺麗にする。
だから、私の患者さんは腫れないし痛くならない、と言うことなんです。
現在でも、まだまだ標準的な外科手術とは評価いただけていませんが、患者さんはできる限り楽に治りたい、と望まれているでしょうから、未来には低侵襲手術が標準的な手術となる、と私は信じています。
患者さんのために、低侵襲手術の普及を願って、facebookやブログで私の症例を公表し続けています。
身体に優しい、痛くない腫れない怖くない手術で治せる即時審美インプラント。
それが、私のモットーです。
本気でインプラント治療をお考えの方、他院で問題が起きてしまって悩んでいる方、どうぞご相談にお越しください。
必ずお力になります。
0337750044までお電話にてお約束ください。
あなたの夢を叶えます。