大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントの後ろに残る親知らずの危険性を軽く見てはならない。

2019年11月11日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

ブログに載せて良い、とのお申し出をいただいたので、書かせていただきます。

 
8日、この方の親知らずを抜かせていただきました。
 
 




翌日のお顔の状態は、このくらいに収められました。
 
痛みも腫れもなく、麻痺とかもなかったそうです。
 
ただ、私の手術は、この方の舌側の骨を骨折させてしまう、と言うインシデントを起こしてしまい、それにより神経の異常が起こるのでは、と心配でした。
 
手術は常に麻酔下で行われます。
 
従って、神経に怪我を与えたり、何かを起こしても、その時点では全く分からないのです。
 
今ある技術では、手術している最中に神経を見定めることはできません。
 
 
少なくとも、歯科の領域での手術では、見えるとしたら、インプラント手術で麻痺の事故を最も起こしやすいと分かっている下顎神経だけで、それも見えると言うことは、その神経を包んでいる骨のトンネルを壊してると言うことになるので、事故の確率がかなり高くなる、と思って間違いないです。
 
我々が扱う、骨、歯肉に通る神経は、骨のトンネルに包まれてるし、歯肉の中のは解剖のように分けていかないと見分けられないので、手術ではそんな侵襲が大きくなり事故が起こる確率が高くなるようなやり方はできないんです。
 
できることは、解剖学を知り抜いて、それを元にして侵襲を小さくする手術をするしかないのです。
 
 
だから、インプラントをしても、親知らずは触らない、触れないと言うことをしてしまうのです。

 
でも、患者さんの長い人生の中では、インプラントの後ろの親知らずは怖いことがあります。



この患者さんの場合がそうです。

手前のインプラントは、私がしたモノではありません。
 
上に写っているインプラントも、私の仕事ではありません。
 
これだけのインプラント手術されてる患者さんでも、後ろの親知らずはそのままでした。
 
 
そして、時間の経過の中で、感染し膿が出る事態に到り、私の所に来られたので、私が抜歯しました。
 
正直に書きますが、この親知らずの抜歯はとても難しかったです。
 
 
今回の最初に上げた、公開して良いと言っていただけた親知らずよりも難しい抜歯でした。


患者さん達にお願いします。
 
こう言う状態のレントゲン写真を見たら、もしもご自分がこう言う状態だったら、親知らずは高齢者になってから悪さする恐れがありますから、体力、気力のあるうちに抜歯をされて下さい。
 
 
ちなみに、欧米では親知らずは女性なら20歳ごろ、男性なら25歳ごろに抜いてしまって置きましょう、と言うのが標準的なんです。
 
 
そして、このブログを読まれている専門家、同業者諸氏には、是非嫌がらずに抜いて欲しい、とお願いしますし、自分が手掛けるのが嫌だな、と思われるならご紹介下さい。
 
責任を持って、当たらせていただきます。


当院では、難しい親知らずの手術、歯周再生外科手術、インプラント手術、特に抜歯したら直ぐに歯が入る抜歯即時荷重インプラント手術をお引き受けしています。
 
患者さんの為に、ご検討下さい。
 
当院の手術は痛がらせない、腫れ上がらせない、怖くない、日常生活に支障を与えない、をモットーにしております。
 
今回の症例でも、腫らさない、痛がらせない、のお約束を守れました。
 
世界でも痛がらせない腫らせない手術をすること、が推奨されるようになって来ています。
 
当院は2000年から、そのような低侵襲手術、患者さんい優しい手術に特化して精進して来た医院です。
 
 
ご連絡先は03-3775-0044です。
 
今回は、申し出ていただけたので、公開しましたが、一切秘密で口外しないのを厳守しております。
 
 
 
本音でのお願いです。
 
私も来年還暦です。
 
最近、富みに自分の臨床医としても残り時間を考えるようになって来ました。
 
多分、私が今のレベルで仕事出来る時間は10年少々なのでは、と感じています。
 
70歳過ぎると、周りを見ていても、陰りが出て来てるな、と思う先輩が多いです。(勿論、中には凄くタフで凄いなと言う例外の先生もおられますが・・・)


だから、今のうちに、私を利用して下さい。
 
そして、是非学んで下さい。
 
経験して下さい。
 
 
それが必ず良き方向へと業界を変える、と信じているからです。
 
 
是非、皆さんのご協力をお願いします。
 
 
 


 


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