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医科歯科連携と言うけれど、医者は歯科の大事さを全く理解してない

2020年10月21日 | Weblog
最近は富みに医科歯科連携が言われ、誤嚥性肺炎が口腔ケアでかなり予防できることや歯科の感染症が様々な全身的な病気の増悪因子になっている、と知られ出しています。

しかし、今に至ってもなお、医者の歯科への理解程度は低く、咀嚼嚥下による栄養摂取の大事さ、口腔機能が下がることでの全身への弊害に対して分かってない、と断じます。

介護現場で、義歯治療による咬合回復治療が期待ほどのものではない、と医者が指摘をして、ケアマネからも歯医者は入れ歯が下手、と言うような低評価までされるのが当たり前と言われ、それらは歯医者のレベルが低いから、で済まされているのは看過できません。

ハッキリと申し上げますが、ならお医者様がどうぞ義歯治療とか歯科治療もなされたら如何でしょう?

一般の方はご存知ないかも知れませんが、医者は歯科治療をしても法律的には何も問題がないのです。

歯科医はどんなに勉強しても、全身的な投薬一つできませんが、お医者様は体のことに関してできないことはないんです。

なので、介護現場に行かれるくらいの高貴な志しをお持ちなら、是非義歯治療も学ばれて、できるようになられれば良いのではないでしょうか?

そして、それこそが患者さんが実は望んでいる歯科治療医なのではありませんか?

全身も看れる、体のことも把握して義歯治療をしてくれるようなお医者様は、理想の医療人なのではないでしょうか?

人の仕事にやたらとケチを付けて、貶めるなら、ご自分でなされれば良い。

生意気ですが、お医者様が出す薬のせいで、例えば唾液の出が悪くなって、途端に口腔内環境が悪くなり、入れ歯も床ずれで痛み、大変になることは歯医者は殆どの皆んなが経験させられていることです。

そうして、虫歯、歯周病が悪化して誤嚥性肺炎や様々な身体への問題を引き起こしているんです。

しかし、我々の方から口腔内環境を悪くするような投薬とか治療を考えて欲しい、他の治し方をして欲しいと言っても、殆どのお医者様は余り関心を示されません。

失礼ですが、不勉強だと思います。

今、介護されている高齢者のQOL、ADLを下げない、重い介護状態に陥らせない、と言うことが非常に重視され始めてるはずです。

それに、直接的に効果を上げられるのは、口腔内機能の維持、保持です。

口から食べられて、栄養を取れることの全身への好影響は、真面目に勉強してる医療関係者ならどなたでも気が付いているはずです。

そこをスルーしてるのは、他ならぬお医者様なんです。

このことは、本気で考え直して欲しいことなので敢えてキツい書き方をしました。

今目覚めなければならないのは、歯医者もですが、お医者様もです。

それができてこそ、本当の医科歯科連携と言えるのではないでしょうか。

お口の中を悪くすることが全身の病因になり、サルコペニア、フレイルに陥らせるのですから、そこを本当の医科歯科連携で予防すべきだ、と思います。

口から食べられること、を軽視しないでいただきたい。

そのことを強調します!


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