下顎の骨に横に埋まっている親知らずの抜歯。
恐らく開業歯科でされる手術のうち、最高難度とされています。
その為なのか、名だたるインプラント、歯周病再生の名手と聞こえた方のプレゼンでも抜かれないままでされてることがあります。
名手なら早く抜けば良いのに、と私などは思うのですが、自信があるからなのか、痛むならその時にと言うスタンスのようです。
私は、このような親知らずのレントゲンを見ると、必ず抜いた方が良い、と説明をしています。
完全に骨に横たわってます。
完全に骨に横たわってます。
隣りのレントゲンは抜いた後です。
で、その翌日。
殆ど腫れてません。
なので、お痛みも殆どない、とのことでした。
これで安心されたのか、反対もやる、と乗り気になられて、本日抜きました。
最初、1本目右側の親知らず抜いた後、そして今日左側のを抜いた後、です。
前回のことをお聞きしたら、全然腫れなかったし痛くなかった、だから連続でやりました、と言われてました。
多分、今回も前回同様な成果をあげられている、かと思います。
生意気ですが、これだけの親知らずをここまで腫らさないで痛くしないで抜ける専門家はそうはいない、と断言します。
と言うことは、私の腕なら大抵の歯科の手術で腫らしたり痛くしたりはしない、と言うことです。
この道は、私が15年以上前からたった一人で極めて来たモノです。
それ以前は、手術したら腫れるのが当たり前、2週間もしたら治る、と言われてました。
しかし、私はそれではいつまでも患者さんに嫌がられる、忌避されると思い、何とかしたいと強く願って試行錯誤、創意工夫して来たのです。
そして、昨今ようやくその価値が認められるようになって来ました。
とても嬉しいことです。
やっと私の主張が認められて来たのですから。
この道は、私が切り開いて来た道。
患者さんのために、業界のために、この道を残し、更に発展させるように頑張ります。