大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

ちょっと困った話 親知らずの抜歯腫れない痛くないは当たり前?

2020年06月19日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
髪の毛も神の手もない、変人のマツゲンが好きなことを書いてます。























親知らずの抜歯、特に下顎の親知らずの抜歯は、腫れる痛むモノと恐がられ嫌がられるモノです。

しかし、ちゃんとした手術ならやり方をすれば、この写真の症例のように腫らさないし、殆ど痛くないように抜くことはできます。

で、こう言うことを明言すると、同業者が俺もできるとか、大したことないとかコメントして来ることがあり、それがなかなかウザいんです。

時には、専門でもない医者が、三田にある有名大学の有名な女医の口腔外科医にしてもらったら、直ぐに抜いて、全然腫れなかったり痛くもなかった、とコメントして来たりします。

それで、それは易しいタイプのものでは?と返したら、東急線沿線の歯科大学病院の口腔外科専門医から自分ではできないから、三田に紹介されてしたモノだ、難易度の高いモノだ、と反論して来たりするんです。

それで、私は何だよ東急線沿線の歯科大の口腔外科だらしねえな、と思ってしまいましたし、ああ専門家でないと本当の難易度は分からないよね、私が見たら、多分そう難しいとか思わない症例なんだろうな、と呆れてしまって…

私の人間ができてないから、症例の実例写真とか次々と上げてると、腕自慢してる、とか受け取られてしまうんだな、とそこは反省しないとな、と思ったりしてます。


でも、何度もこのブログでも強調してますが、私が15年前親知らずの抜歯でも腫らしたり痛がらせたりしたくないんです、と発言したら、まあそれはそれは口腔外科の先生、専門医、指導医から馬鹿にされ、そんなのできる訳ないだろ、と言われてました。

そして、私は決してそんな優秀な歯科医とは自分では思ってません。

当たり前のことを当たり前にやれるだけ、としか思ってないです。

いつも書くように、卒業時の成績はワースト3で、母校の名誉傷付けないでくれよ、と病院長の教授から言われたくらいの者ですから。

そんな私でも、頑張ればここまでのことはできますよ、と言うスタンスでブログで発言発信してるだけです。

これは終生変わりません。

私は常に上には上がいる、と思ってますし、後世恐るべし、と思ってるので、精進に弛まぬようにしています。

そこが通じないのが、とても残念です。


我々の業界は、技術屋の集まりだし、殆ど個人開業医で、誰かと腕の比較したり、されたりはないので、患者さんでそれなりに結果出てれば、自信が出るのは当たり前なんです。

でも、本当に分かってる方なら、難易度とかをレントゲンとかで見抜いて、私の上げてると症例は、半端じゃないと分かる筈です。

実際に、学会とかセミナーでお会いした先生の中には、あれは凄いですね、どうやられてるんですか?と話しかけられることも多々あります。

そして、そう言う先生ほど、実は凄腕だ、と言うのが、私の実感です。

変に絡む、中途半端な腕の方は、案外大したことない、とも明言します。

失礼な書き方ですが、あるレベルに到達する、超えると、分かる世界、分かり合える世界があって、そこに来れてない方は、それが何となく分かるから、色々とコメントして来るんだな、と感じてます。

そして、かなり生意気なことを書いてしまいますが、あるレベルまで行ける人とそうではない側との間には、隔絶たる壁、溝がある、と思います。

これは書きたくないですが、才能の差と良く言われるモノ、なのかも知れません。

少なくとも、私は外科の世界では、自分はそこまで大した者でもない、と自覚してて、精進を続けてますが、総義歯の世界なら、お師匠様から免許皆伝を授かってますので、そのことを明言できます。

総義歯の世界は、あるレベルに到達できる者、専門家は一部しかいません。

それは、ハッキリ才能の差プラス努力の差だ、と言い切ります。

私が免許皆伝いただいたのは、僅か29歳になる頃でした。

ハッキリ言って若いです。

特に総義歯の世界では、超若いです。

でも、還暦迎えた今振り返り、確かにその実力を備えていた、と思います。

それは、その後の多くの経験で分かり、知ったことです。

外に出て、勤務医して、自分よりも遥かに年上の先生が全然できない、分かってないのを何度も見せ付けられ、分かる先生がかなりの高名な先生だったからです。

お師匠様の元にいた時には、免許皆伝を賜っても、はあ、私がですか?と言う感じで全く自信はありませでした。

しかし、外に出てみて、案外自分は行けてるかも、と思えるようになり、やがて、総義歯の名人と言われる先生の所に大枚叩いて幾つも行ったけど、満足の行く総義歯に出会えなかったと言う患者さん方を治せる体験を何度もして、それなりの自信を持てるに到りました。

鉄は熱いうちに打て、と言われるように、お師匠様のお陰で、私は叩いて鍛えられて切れる真剣になることができたのです。

傲慢に聞こえるかも知れませんが、できる自信を持つことは悪いことではありませんが、上には上のいること、もしかしたら、自分は未達なのでは?と言う意識は忘れないで欲しい、と思います。

こんなこと書いてる私も、まだまだ未達だろうな、と気を緩めることはなく、日々精進と思い定めています。

自分と同じだな、と思える時には、その相手は自分よりも上だ、と言います。

凄いなと思う時には遥か上、自分より下だと思う時には、それが自分だ、と。

まあ、本音で書くと、分からない人は相手にするな、と言うのもありますね…













最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。