https://hbol.jp/212378?cx_clicks_art_mdl=4_title
こちらの記事が、今歯科業界が話題になっています。
タイの歯科治療が素晴らしいと持ち上げていて、日本の歯科治療が酷い、とこき下ろしているからです。
しかし、これ余りにも勉強不足だと思います。
失礼じゃないか、と思います。
日本の根管治療専門家は、世界的レベルでも超一流で、指導するために海外で講演したり、実習セミナーしている方もおられるからです。
この記事書いてる方が掛かられてる国内の歯科医院がどう言う所なのか、が分かりませんが、日本の歯科治療レベルは総じて、保険診療であっても相当に高いレベルの治療を提供している、世界的レベルからはクレイジーなまでに患者さんたちのために身を犠牲にして頑張っている、と知られています。
この記事の中でも書かれてますが、治療費が安い、と感じるのは日本人だからで、タイ国内でのこの先生の相対的治療費はどうなんでしょう?
日本人の普通の方にとって、言葉も通じない、意思疎通でも心配がある、そういう外国での歯科治療をわざわざ選択する、と言うのはかなり難しいのではないでしょうか?
又、根管治療を海外で受けるリスク、飛行機に乗ることによる気圧変化による影響、をご存じでないことも気になります。
インプラント治療とかでも、東南アジアで治療すると安い、と言う理由で渡航される方がおられるようですが、手術と言うモノのリスクを考えると、良くそんな大胆な決意ができるな、と思います。
やはり、記事にして公開の場に出されるからには、きちんと裏を取ってからされるべきではないでしょうか?
そこが全然為されてないと感じ、義憤を感じましたので、書かせていただきました。