
このレントゲン写真は私、松元教貢自身のモノです。
左上顎の大臼歯部は、勤務医時代に右側の親知らずを移植していました。
確か1995年ごろだったかと思います。
それが、私の手入れが悪かったこととの、移植歯はやはり外部吸収とかを起こしてダメになりやすいので、2008年にCTを撮ったら最初の状態になってしまいました。
もうこれはダメだということで、当時の勤務医の先生にまず抜歯をして貰いました。
それが2枚目のレントゲン写真です。
ほとんど骨が残ってない状態になっていました。
通常、ここまで骨がないと、上顎洞内に骨を造るサイナスリフトをしなければならない、と言われてしまう状態です。
でも、私は自分の身体だったら実験台にして良いと考えて、抜歯窩に骨材を充填してもらって、それが固まったら、そのままソケットリフトでインプラント埋めてみよう、とやってみました。
それと言うのも、私自身が患者さんでそういう手術を何度かしていて成功させていたからです。
そして、1か月ぐらいたった時に、勤務医の先生に手術してもらって、インプラントを埋入しました。
それが3枚目のレントゲン写真です。
まだ骨が固まってない状態でしたので、ジャリジャリした感じで、初期固定もそれほどしっかりとはできなかった埋入でした。
なので、骨と付くまでしっかりとした時間を待つことになりました。
半年近く待って、それから仮歯を入れ、少しずつ力を掛けても大丈夫なのを確かめて、最終的に骨としっかりとくっ付いたので、セラミック冠を被せたのが8ヶ月後ぐらいした。
こんなに全く骨がない、骨材だけでインプラントがしっかりとくっ付くのか?自分自身だからこそ実験台にして、その結果を知りたかったのです。
4枚目のレントゲン写真が現在です。
もう10年以上経過しました。
あれだけの骨がなかったものでも、リッジプリザベーションで抜歯窩を埋め、そのままソケットリフトだけでインプラントを埋入しただけですが、しっかりとしています。
やはり私自身は、自分自身の身体の経験を通じてサイナスリフトまでの大きな侵襲を掛ける手術はしないでも、上顎大臼歯部にインプラント植立できる、と思います。
勤務の先生に手術お願いしましたが、腫れたり痛んだりは全くしませんでした。
勿論、手術した訳ですから少しの違和感はありましたが、でも仕事に差し付けえる、と言うようなことは全くありませんでした。
私がサイナスリフトは要らない、ソケットリフトで十分に骨はできるし、長期経過でも問題がない、と言えるのは、こう言う経験があるからなのです。



今では、このような薄い骨の状態の患者さんでも、サイナスリフトなしでインプラントを植立できるようになっています。
上顎の奥歯がなくなると、部分入れ歯では気持ちが悪く、吐き気がしてとても入れてられない、と言う悩みから、インプラントを考えられ、骨がないからサイナスリフト手術しなければインプラントできない、と言われた方。
もっと楽な手術で早く治る方法があります。
私、マツゲンにご相談下さい。
私自身が、最初に上げたレントゲン写真のように、骨がない上顎に骨造ってインプラントされた経験者です。
勤務医がしてくれたそのやり方は、私の教えた方法です。
10年以上経ってもなんともなく、梅干しの種を噛み砕いて割ったりしています。
これも、本当にこういう治し方をしたインプラントが大丈夫か、自分の身体を使って人体実験しての話です。
なので、患者さんにはしないようにお願いはしていますが・・・
腫れたり痛んだりするような大きな侵襲を加える手術は、私は嫌いです。
治すんだから仕方がない、と言う考え方は、変えるべきだと思います。
だから、私自身人体実験の実験台になって、本当にそれができるのか、安全なのか、長く持つのか、を検証して来ました。
下顎の奥歯でも、抜歯即時荷重インプラント治療をしてもらってます。
自分の身体で経験した本当のことを、患者さんへ還元する。
それが、私のモットーです。
上顎の奥歯で骨が薄くてインプラントすることを悩まれてる方。
楽に早く治せる方法を知って下さい。
腫らさない痛くしない、仕事に支障をきたさないで治します。
ご相談は0337750044までお電話で、お約束をお取りください。
必ずご期待に応えます。