
何だか、久し振りに大声でしゃべり、笑い、気持ち良く飲んだ。もう何年続いているのだろう、万座温泉への一泊スキー旅行。吹雪の大露天風呂から見えるオリオン座、マイナス15度Cのゲレンデで見るダイヤモンドダスト。吹雪でゲレンデに出るのをためらうのは良くあることだ。“秘湯の宿”の「給食並みのご飯」、お湯が胸の辺りまでくる深くて広い大露天風呂。湯治客の多い旅館だけに、持ち込みも大目に見て?くれる。
初めて行ったのは20年以上も前。長野県の須坂方面出身の愉快なおじさん(温泉宿の従業員)がいた。志賀高原から万座温泉スキー場へのスキーツアーガイドだったが、ツアー客がいなくなり従業員として働いていた。仲良くしていただいていたが、もう亡くなられたと聞いた(合掌)。大手のpホテルの真下にある小さな旅館(豊国館)のお風呂がお勧めだ(日帰り入浴可能)。日本秘湯の会の会員。
2月最後の週末。初日の午後、二日目の午後2時頃まで快晴で、1800メートルほどの山では無風と言って良いほどの絶好のコンディション。快晴でも風が強く吹雪くのがこのスキー場の特徴。寒いだけにパウダスノウー(雪質の良さ)は保障する。朝日山ゲレンデのリフトを降りた場所(写真)からは、浅間山の大展望から西側には北アルプスの山々。北側には草津白根山、その東に本白根山と大展望が広がっていた。