啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「リュウキンカ」

2011-03-11 07:59:52 | 山野草

「群馬でもうリュウキンカ?ウソだろ!尾瀬は未だ深い雪の中だし?」という人が多いだろう。残念ながら公園の中での話だが・・濃い緑の葉と、飛び上がるように明るい黄色の花。本物の?リュウキンカは尾瀬で撮るとしても「必ず来る幸福」という花言葉のこの花。一足先に載せるべきだろう。

赤城山麓の嶺公園(前橋市)。湿生花園の中心を流れる小川のほとりに密かに咲いていた。密かではなく“派手に”かもしれない。小雪が舞う森の公園で、一際輝いている。ここには、ミズバショウも生えている。ひと月ほど前にこのブログに登場した。もう、満開の時期を過ぎているのかと思いながら訪ねたが、緑の芽(葉)はいっぱい芽を出しているが、花はゼロに等しい状態。白いガクの部分が残っているものもあるが、茶色に変色している。霜や名残雪でやられてしまったようだ。

“自然に近い形”でとはいうものの、栽培されている「リュウキンカ」。それでも明るい黄色は印象的。ここ2,3年。尾瀬で見るのは成長しすぎたミズバショウだったせいかも知れないが「リュウキンカ」の方が可憐と思い込んでいるところがある。どっちでもいいか・・・。キンポウゲ科の多年草。黄色い部分は花弁ではなくガクが変化したもののようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする