啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

シモバシラ 「氷の花」

2014-01-10 18:08:22 | 庭の花木
シモバシラはシソ科。花は秋にアップした。冬にはシモバシラの霜柱が見られるだろうかと・・・。そして、ついにみられたシモバシラ。花が終わり、根元から20cm位で茎を切り、そのまま放置しておくと、寒い冬の朝は条件が揃えば出会えるのだ。その条件とは、気温が氷点下くらいに下がった早朝、雨や雪が降らないこと、強い風が吹かない等々。
シモバシラは、枯れる前と同じに地中の水を吸い上げて、茎まで送っている。その水分が茎の割れ目から出て、外気に触れ「氷」になり、茎に広がり「氷の花」ができる。これこそが、シモバシラのシモバシラ誕生である。最近、特に朝は寒く、気合いを入れないと起きられないが、「今朝は氷の花が咲いているかしら」と思いつつ、庭を眺めるのも、寒い、さむ〜い朝の楽しみの一つになっている。
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