啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「キキョウ」

2017-07-23 21:07:41 | 庭の花木
「キキョウ」  キキョウ科
 またも相次ぐ記録的な大雨。秋田では、各地で浸水の被害が出ているという。明日にかけても、新潟、東北南部では雨が続くと報じていた。関東から西の広い範囲では、30℃以上の高温。昨日は館林、最高気温36.2℃。夕立は短時間で通り過ぎ、しかし、そのときばかりは夜風が涼しく、体も休まる。また、熱中症が激増。原因は、高温だけでなく、湿度も高いこと。高湿度になると、汗をかいても蒸発しにくく、体に熱がこもったままの状態で、放出されなくなってしまう。高温多湿で、不快な日々が続いているが、暑さを楽しめる年齢はすでに過ぎているので、暑さを乗り切る策を考えねば。
 上品で、さわやかな花色のキキョウ。そのつぼみは、ぷくっと膨らんで、指でつついてみたくなるほどかわいい姿。命名に関し、面白い記事を見つけた。キキョウのことを、平安時代には”アリノヒフキ”といったそうだ。その理由は、キキョウの根を、アリが好んで食べるので、その為キキョウの生えているところにきて、アリが巣をつくり、そこに小さな山ができるので、この山の中央に穴が開いて、それが火山のように見えることから、アリノヒフキという名になったようだ。昔も今も趣をもって、私たちの心をとらえるは花、キキョウ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする