啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「秋の七草」

2017-09-11 09:45:56 | 庭の花木
「フジバカマ」  キク科
 シバゲムシ、シナンタロウ、デンキムシ、ヒリヒリ・・因みに我が家ではハギタロウ。地方により、いろいろな名前を持つその主は、イラガ。漢字では、刺蛾と記すように、ちょっとでも触れば、デンキが走るようにとても痛い。しかもその痛みは、すぐに治まらない。ハギタロウなどと名前はかわいらしく、吹き出してしまいそうだけれど、なかなかの曲者。この、イラガが原因なのか定かではないが、今年は、せっかく実った柿が、バタバタ落ちてしまった。青いものに混ざって、オレンジ色の熟れたようなものまで、例年に比べ、量が多い。8月は雨が多く、不順な天気が影響していたのだろうか 。甘柿なので、楽しみに待っている人がいる。少しでいい、枝で静かに、じっとして欲しいと願っている。
 ”散歩中、道端に咲いているんだけれど・・フジバカマとは、何か違う気がする。気になるんだけれど”と妹。私も、そんな経験がある。たぶん、それはヒヨドリバナ。花は、本当に似ている。でも・・何か、どっか違う。その、何か、どっかの違いは、、素人判断で、葉っぱと、花の持つ全体の雰囲気としか言いようがない。
 フジバカマという名前の響きは好きだ。古典的で、雅な香りが伝わってきそうな名前。しかし、実際には、そんな香りはしないのだけれど。平安時代の女性は、干した茎や葉を水につけて、髪を洗ったともいう。淡い紫色で、秋の七草のひとつ。
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