啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「カリガネソウ」

2017-09-16 10:35:09 | 庭の花木
「カリガネソウ」  シソ科
 着物が好き、お茶が好き、お菓子はもっと好き・・”花より団子”の感は否めないが、しかし、お茶のお稽古では、花は必要不可欠。”野にあるように活けましょう”と指導されるが、それはなかなか難しく、活けるその人のセンスで、花は表情を全く変える。先日は、茶の湯研究会に参加。支部長先生が活ける花は、それぞれ趣があり”さすが!”と感じ入った。山本五十六の名言にあるよう、やって見せ、言って聞かせて、褒めてやる・・。その他、言葉遣い、立ち居振る舞い、しぐさ等々、学ぶことが多い。上品さとは、その人の持っている教養が、それとなく醸し出される雰囲気なのだろう。
 カリガネソウ(雁が音草)は、花の形が、雁が飛ぶ姿に似ているのでつけられた名、と図鑑には記されていた。”雁が音”とあるように、雁の群れが、鳴き交わしながら飛んでくるころ咲くので、この名がついたともいわれる。そういえば、群れで飛ぶときは隊列を組み、よく鳴き会う。
 秋は夕暮れ、夕日のさして・・・カリなどの連ねたるが・・・(枕草子)  その姿、まさに”いとをかし”です。

 ”かり”と名がついている和菓子。洋菓子も好きだけれど、和菓子は季節感を楽しめる。美味しいです。
コメント (2)
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