啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「大倉山にて・・キツリフネ」

2017-09-21 20:09:41 | 山野草
「キツリフネ」  ツリフネソウ科
 千歳空港で、出迎えてくれた友人の車で、札幌へ向かう窓からは、澄んだ青空に、ナナカマドのあざやかな赤い実が美しく、ススキを揺らす風に、深まりゆく北の大地の秋を感じた。久方ぶりに会う友人との会話も弾み、訪れた先は、大倉山。リフトに乗り、山頂へ向かう横を見れば、凄い勾配のスキージャンプ場。おぉ~、こわっ!思わず 足がすくむ。TV放映では、ただ、ただ、競技を楽しんでいたが、恐ろしく高いところからスピードを上げ、飛び降りる選手の精神力の強さに、心から感服した。
 今回の旅の目的は、なんと、野球観戦。友人の配慮があり、後にも先にも、今回限りであろう感激の数々。札幌ドーム、日ハムVSオリックス戦。開場前、ダグアウトから、かなり近くで、選手の練習を見られたこと。中田、レアード、もちろん、大谷選手も・・・と、あれ?・・木田さん!背も高く、スーツに身を包んだ姿は、相変わらず素敵。そして栗山監督。思いがけず、球団社長とツーショット。そして、そして・・あの大谷選手直筆サインボール、ゲット~。ファイターズ7回の攻撃の前に、スカイブルーのロケット風船、勝利したので、ビクトリーホワイト、とばしましたよ~。肺活量が少なく、自力で風船をふくらますのは、かなり苦労しましたが。夜は、海の幸を満喫。北海道限定ビール、これもおいしかったのです。野球に詳しいAさんと、楽しい、楽しい旅でした。
 さて、大倉山のふもとで咲いていたキツリフネ。ツリフネソウ(釣船草)で、黄色なので黄釣船。花の形を船に見立てて付けられた名前。一度見たら忘れられないユニークな姿。横から見れば、船をつりさげたように見えるので、このネーミング。風に、ユラユラ揺れる様子を想像すれば、海に漂う小船のようで、これもまた、趣がある。

コメント
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