啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「心の扉」

2019-05-17 20:00:10 | 庭の花木
 「シラン」  ラン科
 掃除、洗濯、草花の水やり・・座っている間がない程、朝は忙しい。掃除機の騒音でかき消され、聴こえない時もあるのだが、家の中では朝から音楽が流れている。フォーク、カントリー、童謡、時々クラシック・・ジャンルも様々。”ながら音楽”なので、歌詞はほとんど心に留めることもなく、ただ音だけが耳をとおり過ぎてゆく。一通りの家事が終われば、一服のお茶を飲みながら、そよ風にゆれる新緑に見とれ、流れる歌詞をゆったり聴いていると、ググッとくるものがある。なかなか言葉では言いあらわせない心の内も、歌の中では正直になれ、共感できるからだろうか。
 あきれるほど増えるシラン。手を入れなくても、季節になれば、約束したかのように花を咲かせてくれる。根元から、縦じわのある美しい葉も見どころの一つ。書物によれば、球根は漢方で白及といい、止血ややけどの治療などに使うという。そんな効力があるなんて、シランかった。
コメント
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