啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「七草粥」

2021-01-05 14:46:52 | その他
 7日は七草粥を食べる習慣がある。七草とは春の七草。せり、なずな(ペンペン草)、ごぎょう(ハハコ草)、はこべら(ハコベ),ほとけのざ(タビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)。古くは中国の、占いの習慣に由来するという。江戸時代に五節句の一つになり、行事として確立したようだ。七草粥を食べて万病を取り除く、あるいは一年間の無病息災を願う行事として定着。年末年始の疲れた胃を休める為に、身体にやさしく、しかも若菜のエネルギーが身体に元気をくれる。時季的にも、野山に出て若菜を摘むのは無理があるが、これらの食材はスーパーでパックになって売っている。しかし,わざわざ買わなくても、他の食材で代用すればいいのではないか。例えば、ミズナやシュンギクなどもいいと思うが。
 おかゆには、10の効能があるという。風邪をひかない、喉の渇きをうるおす、血流がよくなる・・・。折しも今日は寒の入り。これからが冬本番。お粥は身体を芯から温めるという。7日をまたずに明朝は、七草粥にしよう。
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