啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「小さな春」

2021-01-30 13:06:08 | その他
「ウメ」
 北陸、東北の日本海側、北海道などは本日も冬の嵐。各地での大雪の模様が、ニュース
で放映されている。旅をした観光地などが映し出されると、美しかった風景は白一色になり、冬の厳しさを思う。
 当地では、上州名物の空っ風が強く、相変わらずの冬晴れが続いている。群馬県と長野県の境に位置する浅間山は雪化粧をし、堂々とした雄姿を見せている。まだまだ冬本番のさなかで、寒々しい日々ではあるが、それでも季節は着々と春に向かっているようだ。季節の訪れを告げる花は、暮らしに潤いを与え、心を和ませる。物言わない草木であっても、段々と日が長くなり、暖かさを感じるのか、長い間の眠りから目を覚まして、徐々に生命を噴き出させている。
 自身にとって、早春の花といえば、梅。花に近づいてみると、梅特有の甘く、いい香りがする。少し遠慮がちで、咲いても誇らしげに見せつけず、そっと咲く優しい花。大好きな花だ。
 
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