啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「神無月」

2021-10-04 19:35:07 | 庭の花木
「ハマギク」 キク科
 1月~12月の月の異名として、睦月~師走まで。それぞれの漢字がもつ意味を考えると、「なるほど」と納得したりする。例えば、1月の睦月はお正月であり、皆が集まりむつまじくする月・・・というように。ところで、今月10月は神無月。全国の神様が出雲に集まって、出雲以外にに神がいなくなるから「神の無い月」。集結のその理由は、10月はイザナギノミコトの命日があり、神様はこぞって酒作りをするという。おかげで出雲は「神在月」というそうな。全国の神様がこぞって旅をするのも大変だけれど、それをむかえる出雲もたいへ~ん。宿泊施設はどうしているんだろう?何人いるかは知らないけれど、「八百万の神」というからそれはもう・・・。出雲以外、神のいないところでは、留守番をしている者がいるのかしら?  酒作りの相談もいいけれど、コロナ何とかしてよ神さま~。  こんな他愛もないこと思った、秋の夜長の独り言。
 ここ数日、夏のような日差しにハマギクが満開。浜菊と記すように、一般的には海岸に生える菊。たくさん枝が分かれ、株が広がり葉が茂る。茎はまるで木の様に固く、葉っぱが厚い。白く楚々とした花は、マーガレットに似ている。一般的には、関東~東北の太平洋沿岸に自生しているといい、海からの風に耐えるように寄り添って咲くので、忍耐、不屈の精神という花言葉があるようだ。
コメント
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