「アメジストセージ」 シソ科
風に揺れる黄金色の穂波。実りの喜びが田に満ちている。当家に隣接している田では、そろそろ刈り入れ時か。稲がちょうど熟す頃、それを食べに雀の群れがやってくる。窓を開ける音に気づいてか、彼らは一斉に飛び立ち、身の危険がないことを知ると、また群れてやってくる。秋の田の風景だ。一昔前・・今ではあまり見かけないが、鳥の害から稲を守るため、竹やわらを材料に人の形を作り、おもいおもいの衣服を着せ、頭には麦わら帽子、顔には手ぬぐいなどで頬被り・・なんとも愛らしい案山子が田の畔に何人も立っていて、子供のころの学校帰りは、何だかとっても楽しかった。今ではほとんど見かけない。
学名は、サルビア・レウカンサというらしいが、一般的にはアメジストセージ。ベルベットのような質感の、濃い紫色の花がひときわ目立つ。草丈が高く、株も木質化するので、当家では鉢で育てている。多少、茎が暴れるが、その先に長い花穂を付ける。ドキッとするような鮮やかな花色。
風に揺れる黄金色の穂波。実りの喜びが田に満ちている。当家に隣接している田では、そろそろ刈り入れ時か。稲がちょうど熟す頃、それを食べに雀の群れがやってくる。窓を開ける音に気づいてか、彼らは一斉に飛び立ち、身の危険がないことを知ると、また群れてやってくる。秋の田の風景だ。一昔前・・今ではあまり見かけないが、鳥の害から稲を守るため、竹やわらを材料に人の形を作り、おもいおもいの衣服を着せ、頭には麦わら帽子、顔には手ぬぐいなどで頬被り・・なんとも愛らしい案山子が田の畔に何人も立っていて、子供のころの学校帰りは、何だかとっても楽しかった。今ではほとんど見かけない。
学名は、サルビア・レウカンサというらしいが、一般的にはアメジストセージ。ベルベットのような質感の、濃い紫色の花がひときわ目立つ。草丈が高く、株も木質化するので、当家では鉢で育てている。多少、茎が暴れるが、その先に長い花穂を付ける。ドキッとするような鮮やかな花色。