「展望はあまり良くないよ」と友人から言われた山は「ぐんま百名山」の一つに挙げられている石尊山、571mの低山。冬場の山歩きには、もってこいの山。
車道の登山口からアプローチ。一気に急登の木の階段を直登。途中で一休みするが、雑木林の中で景色はいまいち。「春にはどんな花が咲くのかしら」と気を紛らわし、階段を登ること暫し。頂上には、石祠と燈籠。ベンチからは西上州の山々が眺められ、「あれは東御荷鉾、隣は西御荷鉾、あっちはオドケ山」とTさんに教えられ、さすが西上州を代表する名山だと、その山姿にしばらく見惚れてしまった。
石尊山からよく整備された山道を抜け、戸谷山 605mへ。起伏の少ない山道で、カサカサと枯れ葉を踏んで歩くのは、子供の様だけれど、何だか楽しく気持ちが安らぐ。幼いころ、薄氷の張った窪地を、わざと靴で踏んで、その音をききながら歩くような楽しさだ。また、雪をいただいた遠方の山々の美しさは、言葉では表現できない。林の中から、シジュウカラの可愛い鳴き声。ということは、きっと仲間に交じって啄木鳥がいるかも、と目を凝らしてみたが・・。
Tさんがもう一つ案内してくれたのは、四十七士石像。ガイドブックによれば、赤穂浪士、片岡源五衛門の忠僕、元助が剃髪して道心となり、20余年の托鉢の末建立したとのこと。安中市、史跡に指定されている。
石尊山が何故「ぐんま百名山」に登録されているか考えたが、信仰の山なのだと納得する。低山は雪もなく、冬枯れの雑木林から遠方の美しい山々を見渡せる魅力ある山だ。
ハプニングが一つ。我が愛車、本人より一足早く帰路についてしまった・・・。
車道の登山口からアプローチ。一気に急登の木の階段を直登。途中で一休みするが、雑木林の中で景色はいまいち。「春にはどんな花が咲くのかしら」と気を紛らわし、階段を登ること暫し。頂上には、石祠と燈籠。ベンチからは西上州の山々が眺められ、「あれは東御荷鉾、隣は西御荷鉾、あっちはオドケ山」とTさんに教えられ、さすが西上州を代表する名山だと、その山姿にしばらく見惚れてしまった。
石尊山からよく整備された山道を抜け、戸谷山 605mへ。起伏の少ない山道で、カサカサと枯れ葉を踏んで歩くのは、子供の様だけれど、何だか楽しく気持ちが安らぐ。幼いころ、薄氷の張った窪地を、わざと靴で踏んで、その音をききながら歩くような楽しさだ。また、雪をいただいた遠方の山々の美しさは、言葉では表現できない。林の中から、シジュウカラの可愛い鳴き声。ということは、きっと仲間に交じって啄木鳥がいるかも、と目を凝らしてみたが・・。
Tさんがもう一つ案内してくれたのは、四十七士石像。ガイドブックによれば、赤穂浪士、片岡源五衛門の忠僕、元助が剃髪して道心となり、20余年の托鉢の末建立したとのこと。安中市、史跡に指定されている。
石尊山が何故「ぐんま百名山」に登録されているか考えたが、信仰の山なのだと納得する。低山は雪もなく、冬枯れの雑木林から遠方の美しい山々を見渡せる魅力ある山だ。
ハプニングが一つ。我が愛車、本人より一足早く帰路についてしまった・・・。