啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「秋日和」

2022-10-01 21:12:27 | その他
 暑からず、寒からず、1年のうちの短いながらも、最高に素敵な秋がやってきた。近所の保育園では、運動会に向け、先生の笛に合わせ、鼓笛隊の練習が聞えてきている。そんな天気の良い秋、急に思い立ち、遊園地に出かけた。いつか乗ってみたい、と思っていた華蔵寺公園の大きな観覧車。本当は、高所恐怖症で、高いところはとっても苦手なのだけれど、怖いもの見たさの好奇心もてつだう。秋晴れの天空をたのしみたい・・そんな気持ちでの観覧車。
 ゆっくりと、しかし確実に高く高く上がっていくうちに、足がすくみ、手に肩に力が入る。下を見るなんてもってのほか!遠くに目をやれば、群馬の名山が美しく雄大な姿を見せている。あの山も、むこうの山も登ったっけ・・。その時の楽しかった記憶がよみがえった。
 もう一つは、サイクルモノレール。園内をぐるりと一周。調子よくペダルをこいでいると、いつの間にか渋滞。前方には一人で乗っている男の子が泣きべそ状態。こぐ足の力不足か、アクシデントか・・。すぐ後方の女性2人、これに気が付き、自分たちが乗っていた自転車をこぎながら後ろからぶつけ、またその後ろの自転車も後方から支援。3台の自転車が連なって走るという、ちょっとしたハプニング。
 わずか10分程の観覧車での空中散歩とサイクルモノレール。遊園地は、記憶に残らない程、遠い遠いはるか昔。時には、こんな日があっても良いのかと、久方ぶりに気持ちの良い時間を過ごした。
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