啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「季節の歩み」  シュウメイギク

2022-10-25 16:51:36 | 庭の花木
 「シュウメイギク」 キンポウゲ科
 「浅間山が真っ白だよ~」と朝の電話。急いで窓を開けると「寒っ‼」。ヒヤッとした冷たい空気。上着も羽織らないで、下駄をつっかけ、外へ飛び出してゆくと、「うわぁ~きれい!」あちら方面は陽が差しているのか、浅間山が秀麗な山様を見せている。陽の光と真っ白な浅間山。絶妙な加減。つい先日、黒斑山に登ったばかりなので、その美しさに心が揺さぶられ、ときめく。しばらく眺めていたのだが、ついに寒さに耐えきれず、部屋に飛び込むと、折しも某TV局で「浅間山、初冠雪」のニュース。TV画像ではくっきりと美しい姿をとらえていたが、私のカメラでは情けない写真になってしまっている。
「美しいものを美しい」と愛でる共通の感性を持った人がいることに、感謝せずにはいられない。
 シュウメイギク、漢字では秋明菊。いかにも、秋に咲く花というネーミング。白い花をつけた草丈1mのシュウメイギクが、秋の風にゆらゆら揺れている。宿根草なので、ものぐさな私としては、重宝している植物だ。ほとんど手入れすることもなく、毎年庭に彩を添えてくれる。

今朝の浅間山
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする