啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「照葉峡へ」

2022-10-16 18:01:48 | その他
 群馬の観光100選に登録されている照葉峡(てりはきょう)。その名にふさわしく、紅葉観光スポット。そろそろ色づいているころか?
 関越自動車道、水上ICでおりる。目の前に、谷川岳がみえるはずなのに、あいにく雲の中。国道291号を走り、大穴の信号を右折、矢木沢ダム方面へ向かう。天然のイワナが見えるかも知れない・・という小さな川へ寄り道。そっと、そ~っと川へと足を運んでいると・・あっ イワナ!20cm位だろうか・・石の間に頭をかくし、気が付かない。イワナはとても臆病で、人間に気づくと、すぐに物陰に隠れて、しばらくは出てこないという。忍び足で進むと、胸びれの先端が白くきれいだ。天然のイワナ初めてみました。もっと、近くで・・と一歩進んだ瞬間、ひょっと姿を隠してしまった。
 矢木沢ダムに立ち寄り、須田貝ダムによって堰き止められた細い洞元湖を回り、奈良又ダムを見学。因みに、このダムは、ロックフィルダムと言い、岩石や土砂を積み上げて、建設する型式のダムとの説明が、頂いたカードに書かれていた。
 いよいよ照葉峡へ。何と美しい景観!まるで、十和田湖の奥入瀬渓谷のよう。残念ながら、駐車場はなく、ゆっくりと景色を見ながら車を走らせる。登るにつれ、ウルシやもみじなどが色づく、およそ5㎞の渓谷を進むにつれ、いくすじもの大小の滝の美しさに息をのむ。雄大な自然がつくりだす絶景!川のせせらぎを際立たせる艶やかな黒い石、紅葉、空の青・・非日常の景色を堪能する。
 紅葉には少し早かったような気がするが、ナナカマドも真っ赤、シラカバ、ブナ、ナラの樹木も美しく、秋の一日を満喫。今週は、秋の色味が一層増してゆくことだろう。




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