夕方のローカルニュースを娘たちと、見ていたときのことです。
画面には、大量のおじさんおばさんが映し出されておりました。
先日行われた、GS(グループサウンズ)のコンサートの模様だったわけですが。
まあ、40年前に、モロ青春を謳歌していた方たちの熱気たるや、
もんの凄いものがありまして。
当時の切り抜きを、会場に持ってくる必要があるのか、とか、
当時流行っていたブランドの上着とか、
白い上着に、ご贔屓グループの名前を書くのに、まんま、黒マジックだとか、
他はみんな座ってる中、立ち上がって手拍子のおばさんとか、
(まあ、最後は、皆さん、立つ方も増えたみたいだけど)
いろいろ、つっこみどころ満載のニュースだったんです。
すると、おもむろに、三女。
「でも、母さんたちも一緒だよね」
はい?
「40年後に、今、好きなグループがコンサートやるって言ったら、行くでしょ?」
待って。40年後? 母はいくつだよ。
生きてるのか?
「行くよ。足腰立たなくて、車いすでも、這ってでも行く」
「婆さんでしょ? 大丈夫なの」
「なんでよ。コンサートの当人たちだって、そん時は60すぎのジジイだよ。
60も80も、一緒だよ」
「60過ぎて、まさかエイトレンジャーはやらないよね」
「何と戦う? それでも、まだBAD団が悪さしてるわけ?」
「いい加減、フライングは出来ないでしょ」
「吊り上げたら、心臓発作とか?」
「危ない、危ない」
「前に、すばる君が、自分らの子供にレンジャーを引き継がせたい、
みたいなこと、言ってたけど?」
「自分らの子供・・・? まず、大前提として、結婚しなきゃだめじゃん。
他のメンバーはともかく、すばる、出来んの?」
「とある占いでは、40代とか・・・」
「そっから子供生まれたとしても、まだジュニアの段階じゃね?」
「レッドは、見習いだな」
「順調なら、他のメンバーの子供は、今の、おっさん組くらいの年齢か、
もうちょい、上ってとこだね」」
「じゃあ、そこは世代交代で子供らがやるってことで」
「エイトは、伝説のレンジャーとして登場する、と」
「派手に爆音ならして」
「スモークたいて」
「どうする? バイクの代わりに手押し車だったりしたら」
「オレのだけ、手押し車があらへ~んって?」
「ああ、また、もの忘れがひどくなったわ、ブラック」
「グリーンは、今食べたことさえ忘れて、ひたすら食べてる、と」
「なすは? 誰彼かまわず、説教してる?」
「メールで説教は、無理やわ。老眼きてるし」
「イエローは忙しくて、まだ呆けられんでしょ」
「待って。まだ、NEWSは現役なの?」
「当然。ピンクとともに、さわやか~に全国を飛び回ってるよ」
「60過ぎてもさわやかって。浮世離れしすぎじゃん」
「じゃあ、オレンジは? まだ、なすに、邪魔!とか言われてんのかな」
「邪魔にされたのを苦にして、出家してたりして。
数珠もって、いろんなもの、お払いしてるかも」
「いくら、寺が好きでも、そこまでは」
「じゃあ、ブルーは?」
「まさか、その年で、オレ、恋してんねん、とかはないよね」
「いやいや、あるかもよ?」
「老いらくのあたい鏡?」
「そんな色ボケじゃないもん!」
「まあ、色ボケっていうなら、一人しかいないよね」
「レッドレンジャー!!」
「レッドレンジャー!!」
見事に、オチがついた(?)会話でございました。
で、最初に話をふった三女といえば。
じっと、この会話を聞いていましたが。
「それだけの想像力を、なぜ、他に使わない?」
至極もっともな、ご意見を残し、
自らの部屋へ去って行きました、とさ。
画面には、大量のおじさんおばさんが映し出されておりました。
先日行われた、GS(グループサウンズ)のコンサートの模様だったわけですが。
まあ、40年前に、モロ青春を謳歌していた方たちの熱気たるや、
もんの凄いものがありまして。
当時の切り抜きを、会場に持ってくる必要があるのか、とか、
当時流行っていたブランドの上着とか、
白い上着に、ご贔屓グループの名前を書くのに、まんま、黒マジックだとか、
他はみんな座ってる中、立ち上がって手拍子のおばさんとか、
(まあ、最後は、皆さん、立つ方も増えたみたいだけど)
いろいろ、つっこみどころ満載のニュースだったんです。
すると、おもむろに、三女。
「でも、母さんたちも一緒だよね」
はい?
「40年後に、今、好きなグループがコンサートやるって言ったら、行くでしょ?」
待って。40年後? 母はいくつだよ。
生きてるのか?
「行くよ。足腰立たなくて、車いすでも、這ってでも行く」
「婆さんでしょ? 大丈夫なの」
「なんでよ。コンサートの当人たちだって、そん時は60すぎのジジイだよ。
60も80も、一緒だよ」
「60過ぎて、まさかエイトレンジャーはやらないよね」
「何と戦う? それでも、まだBAD団が悪さしてるわけ?」
「いい加減、フライングは出来ないでしょ」
「吊り上げたら、心臓発作とか?」
「危ない、危ない」
「前に、すばる君が、自分らの子供にレンジャーを引き継がせたい、
みたいなこと、言ってたけど?」
「自分らの子供・・・? まず、大前提として、結婚しなきゃだめじゃん。
他のメンバーはともかく、すばる、出来んの?」
「とある占いでは、40代とか・・・」
「そっから子供生まれたとしても、まだジュニアの段階じゃね?」
「レッドは、見習いだな」
「順調なら、他のメンバーの子供は、今の、おっさん組くらいの年齢か、
もうちょい、上ってとこだね」」
「じゃあ、そこは世代交代で子供らがやるってことで」
「エイトは、伝説のレンジャーとして登場する、と」
「派手に爆音ならして」
「スモークたいて」
「どうする? バイクの代わりに手押し車だったりしたら」
「オレのだけ、手押し車があらへ~んって?」
「ああ、また、もの忘れがひどくなったわ、ブラック」
「グリーンは、今食べたことさえ忘れて、ひたすら食べてる、と」
「なすは? 誰彼かまわず、説教してる?」
「メールで説教は、無理やわ。老眼きてるし」
「イエローは忙しくて、まだ呆けられんでしょ」
「待って。まだ、NEWSは現役なの?」
「当然。ピンクとともに、さわやか~に全国を飛び回ってるよ」
「60過ぎてもさわやかって。浮世離れしすぎじゃん」
「じゃあ、オレンジは? まだ、なすに、邪魔!とか言われてんのかな」
「邪魔にされたのを苦にして、出家してたりして。
数珠もって、いろんなもの、お払いしてるかも」
「いくら、寺が好きでも、そこまでは」
「じゃあ、ブルーは?」
「まさか、その年で、オレ、恋してんねん、とかはないよね」
「いやいや、あるかもよ?」
「老いらくのあたい鏡?」
「そんな色ボケじゃないもん!」
「まあ、色ボケっていうなら、一人しかいないよね」
「レッドレンジャー!!」
「レッドレンジャー!!」
見事に、オチがついた(?)会話でございました。
で、最初に話をふった三女といえば。
じっと、この会話を聞いていましたが。
「それだけの想像力を、なぜ、他に使わない?」
至極もっともな、ご意見を残し、
自らの部屋へ去って行きました、とさ。