ノリタケのデミタスカップ。
…欠けてますけど愛用品。
毎朝使用しているノリタケのデミタスカップの外側がくすんできたので磨いてみました。このカップは縁に金彩がほどこしてあるので、いつもは内側の縁にかからないギリギリのところまでは漂白剤で綺麗にしていたのですが、外側は上辺と下辺ともに金彩部分があるために漂白剤を使うことができないでいたのです。
持ち手の部分と底のくすみを見つめながら、どうしたものだろうか、研磨剤的なものがあればなあ、とつぶやいていたら、K氏が「歯磨き粉で磨いてみたら?」と言うではないですか。なるほど!
そこで歯磨き粉のチューブをムニュッと押し出して少量を指に取り、カップ表面の汚れているところをそっと撫でてみたところ、おお! 落ちる、落ちる! みるみる汚れが落ちました。でも、研磨剤であるからには、やはり表面を削っているのでしょうから、あまり多用すると金彩がはげてしまいそうですわね。まあ、しかし、うんうん、装飾部分をほとんど変質させることなく、綺麗にできたぞ!
歯磨き粉、すげえな。
そういうわけで話は歯磨き粉に移りますが、実のところ、この歯磨き粉はK氏の専用品で、私は普段の歯磨きでは磨き粉を使用しません。いつかの歯科検診の時に、歯科助手のお姉さんがおっしゃっていたことですが、市販の磨き粉には荒い研磨剤を含んだものも多く、あまり多用すると歯の表面をいたずらに磨り減らしてしまうので、なるべく細かい粒子の磨き粉で磨いたほうがいいですよ、うちの歯科医院にも売ってますから、帰りに買ってくださいね☆(←検診の合間の営業トーク)ということでした。まあ私は買わなかったんですけど;
磨き粉を使うと「歯を磨いた気」になるけど、本当に磨けたかどうかがいまひとつ実感できないので、私は使わないんですよねー。歯ブラシだけで磨いた後に、フッ素入りの磨き粉を塗るようにするのが最も理想的だとも、歯科助手のお姉さんはおっしゃっていました(昔かかっていた歯医者さんも同じようにおっしゃっていました)。そしてその歯科医院で売ってる磨き粉にはフッ素も含まれていますよ、と…。でもやっぱり買わなかったんですけどね; 今度は買ってあげようかな(^_^;)でもだって、定期検診だけでなかなかお高いんですもの…(たぶん保険が適用外だから)。昔はクリーニングもサービスでやってくれたのに、今はチラッと見て、「特に問題ないですね♪」と何の処置もない確認だけで同じ料金を払うのが当たり前になってきたので、歯科業界の経営難が取り沙汰されるようになったけど、どうもそれは本当のことかもしれないなと実感する今日このごろ。
ともかく、カップを指で撫でただけでこれほどの威力を発揮する歯磨き粉ですから、歯を磨いたらものすごく歯も磨かれているんですよね、きっと。ただ、歯は多少削れても、唾液に含まれる成分によってある程度再生するらしいから大丈夫なんですかね? 唾液がたくさん出ることはいいことらしいですよ。
それにしても、今年は前半を横浜で暮らしたりしたせいもあり、私は歯科検診を受けずに済ましてしまいましたが、また大阪へ戻ってきて行きつけの歯科医が再び近所となったので、近いうちに検診を申し込もうと思います。
ところで、上の画像の背景は、いつか実家から送られてきた紀州特産・高級「高野松茸」の蓋部分。いまだに大事に飾ってあるっていう…; 写真を撮っていたら、K氏にも「なんでバックが松茸なの?」と不審なまなざしで見られましたが、うるせー、キノコ柄が好きなんだよ!