またまた垣根涼介の本をよみました
「君たちに明日はない」というタイトルに惹かれました
概略は、リストラ請負会社の村上というまだまだ若い男性が、いろいろな企業のリストラのために面談を行い、ち密なデータに基づいてリストラを納得させていくというようなものです
人物の背景をしっかりと分析し、できるだけ相手のいいようにしながらもリストラを敢行する主人公の、時には葛藤する心境がよく表れていてとても面白く読み進めることができました
それで、最後に紹介されていた、続編となる「借金取りの王子」という本を買ってしまいました