こっそり小さな幸せ

本日の天気は

リンリン。

人間ですと、70歳相当なんですって。

ウチの両親くらいと思えば、そりゃイっちゃうことだってあるわなぁ。ご愁傷様です。

今度の熊猫は、首相まで顔出しで中国からお借りする形になるそうですね。

ウチは一昨年に上野動物園に行ったんですけど、そんときもグダグダと寝てましたな、そういえば。

見られて、見られて、そしてまた見られて、死んでったワケですよ。

なんだか寂しいモンですけど、そーゆー生涯もまたひとつの宿命なんでしょう。

ウチのカミさんに昨日の昼頃

「そーいえばリンリン死んだねー」

と伝えると、

「リンリン？リンリンって、あの、リンリン？」

。。。おそらく、彼女のアタマの中では

リンリン↓



と、↓リンリン、ランラン



が同時に交錯したらしく、

「そーいえば、リンリン、ランランって死んだっけ？」と

極めて不確かな、けれども「ん？そうだっけ？」と不覚にもこちらが考え込んでしまう類の返答をサラっと言ってのけました。

風のウワサではアメリカ人と結婚して同国で暮らしてるだの、生まれ故郷の香港に戻っただの、カラダがドラム缶化してしまっただのと聞き及んでおりますが、まぁ、おそらくどこかでお幸せに暮らしておられることなんでしょう。

そーゆー生き方も、またあるんですね。

なにはともあれ、われわれ人間どもも、それぞれの今の状態で、そしてこの先の見えにくい暗澹たる経済情勢の下で、こっそり小さな幸せを抱いて生きていければ、それでヨシではないかと、斯様に思います。

リンリンも（熊猫の方ね）、生きてる間、他愛のない幸せを持ってたに違いないと、そう思いたいです。合掌。