ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

普通は、弱い

2011-10-17 05:58:26 | 不動産鑑定
本日の天気は

某会社が発表した“ミスマッチ人事制度”。

下位5%を「D評価」とし、同評価1回につきイエローカード。

でもって、2回でレッドへと移行し、部署異動、または退職勧奨の何れかを当該社員に選択させる、ってな制度らしいです。

某社長曰く

『会社の文化と肌が合わず、いつも不満を感じている人は、一度しか無い人生の時間を無駄づかいすることなく、できるだけ若いうちに転職すべきだ』

『誰にでもみんなに優しい会社は、何れみんなを路頭に迷わせてしまうだけで、優秀な人に存分に報いるためにも、メリハリの効いた人事制度を心がけていく』

と。

自分も経営者の端くれですから、本音の部分の気持ちはね、わかります。

ただ、ですよ。

社長独りがこれをやるんだったら、まぁ、いいんすよ。

真意がストレートに通るから。

でもね。

他の上司や人事側が社員の相対評価をするにしても、結局、いつかは誰かが保身に走るのが常でして、例えば、先輩社員が自分をよく見せたいがために、後輩にキッチリ仕事を教えなかったり、ウマイこといやがらせをしたりとか、ノウハウが伝わらなくなっちゃって、全体の業績ダウンなんつーのは、よくあるケースです。

こんなの、会計士だって言ってくんないかんなー。

大志を抱いているのが自分だけじゃないハズだと、そう思うのは別にいいんすけど、でも、

「本当に本当に本当に、一部しかいない」

って、どこまで突き詰めて思えるのか、ってことでしょう。

誰だったか、前にいた社員に言われたことあるんすけど、

「先生。そうは言っても、みんなやっぱり普通は弱いんです。」

と、そうだろうとは分かっていても、つくづく理解するのはすんごく重要よ。

だって、フツー、またはそれ以下の能力しかない社員がいたとしたら、トーゼンのことながら、てめぇが食ってける給料とさぁ、休みがもらえてれば万々歳じゃん。

で、その犠牲として保身行為が安くつくってことなら、自然と教えなかったりいびったりするモノです。

それが生の、現実の社会行動というモノなのです。

時には思い切ることも大切だけど、自らが出来ると思っている人ほど、一般的な世の動き、心の観察や分析、さらには自らの将来的に起こりうるであろう予測を怠ってはならない、そう感じさせる彼の方のアナウンスでございました。

慎重さと思慮深さってのはね、やっぱ違いますから。

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