親友に何気ないメールをしたら、信じられないくらい元気のない返事がきました。いつも明るくて、笑顔で、綺麗で(美人なんだ、これが)、部屋が素敵で(これ、私にとって素敵女子の条件)、私に言わせれば完璧な女性の彼女。あまり弱みを見せられた記憶がなかったので、ものすごく心配になって、私の方が動揺してしまいました。
『明日の撮影は僕ひとりで出来るから、四の五の言わずに会いに行ってきなさい』という二代目のコトバに背中を押されて、翌日電車に揺られてランチをしに行きました。
お互い旦那様とは行かないフランス料理のお店で、ちょっとゴージャスなランチを食べ、いっぱい喋って、駅でお互い涙目になってバイバイしてきました。彼女にとって息抜きにはなっても、何の解決にもなるわけではない3時間のランチタイム。でも、私が落ち込んだら助けて欲しいし、彼女が落ち込んでいるなら、私は助けようとする。そんな関係を確認できた気がして、私にとっては、嬉しい時間でした。
駄目になる前に、『美味しいモノを一緒に食べに行ってください』とメールできる友達がいること。それは私にとって、まさに人生の自慢です。