今日無事に中学校の卒業式も終わり、わたくし1年で1番仕事のプレッシャーから解放される2週間がやってまいりました。
卒業式の写真を納品した帰り道、いまマイブームの『大音量によるなんちゃってヴォクスマーナ』(解説:口パクと息を吸うタイミングだけして、あとは奇跡的な透明感のソプラノが自分から発せられている……とイメージする遊び)をしながら、運転していました。いつもいつも通っている道に、吃驚するくらい大きな梅の木が6、7本、満開となっていました。昨日もこの道を通ったのに、全然気付かなかったのです。車を停めてしばし見惚れました。
『真っ白な樹氷!』とか『真っ青な空に桜!』のように、どうだーーー!と飛び込んでくる景色に比べて、空き地に咲いた白い梅の花は何だか控え目。心にぽっかり余裕ができたその合間から、『あのぉ、こんにちは~。私、いま満開です。見ごろなので、お暇だったら見ていってくださいな。』って、小さい声で言われた感じでした。