いつも卒業アルバム制作でお世話になっている会社の営業さんが電話をしてきてくれました。まだ地震直後でこんな大変な事態になっているとは気付いていなかった私は、『大丈夫ですか?皆さんご無事ですか?』の問いにも適当に答えて、『で、ご用件は?』と尋ねてしまいました。そのあと、停電となり、何をするでもなくぼんやり座っているときになって、『あぁ、心配してくれたんだなぁ。』と感謝したりして。
自分の家も被害を受けていたのに、様子を見に寄ってくれた友人もいました。停電で信号機が止まっていたため、怖くて車で外出できず、歩いて実家へ向かおうとしていた私を乗せて行ってくれました。理屈じゃないのです、家族の顔を見ればとりあえず安心できるから。
都内で帰宅に苦労していた先輩からも、電話やメールで必死に私たちの無事を確認しようとしてくれた痕跡が残っており、九州の同級生からも、落ち着いたらでいいから連絡して、とメールが入っていました(停電してからは、復旧の予定が全く分からなかったので、携帯の電源を殆ど切っていました)。
気持ちも落ち着いてきたので、昨日から友人たちに、メールを打ち始めました。私のもらった『大丈夫?』が本当に嬉しかったから、大丈夫だろうな、とは思っていても、『大丈夫?』の一言を伝えたいと思って。