『このアドレス、今でも届くか分からないけど、Naomiと家族は無事なの?お願いだから連絡して。私たち家族はみな、あなたのことを祈っています。』
そんなメールが届きました。もう何年も前から連絡していなかった、留学時代にお世話になった家族のお嬢さんからでした。最後に会ったのは17、8年前だし、メールも多分メルアド変更のお知らせが事務的に流れただけだったミシェル。今回も、もしかして心配してるかな、と一瞬思ったけど、何となく連絡しそびれていました。
日本について、本当にびっくりするくらい知識の無かったあの家族が、テレビや新聞の限られた情報の中で私のことを心配してくれていた事実が、何だかとても嬉しかったです。
海外でも様々な報道がなされている様子。中でも、被災地の皆さんのマナーの良さが驚きと共に報じられているそうです。平時にはストレスを感じることもある私たち日本人のおとなしい性質も、こんなときはまさに『これぞ日本人の美徳』だと胸を張れる思いです。
便乗犯罪を犯しているほんの一部の人々のココロの中にどうか、日本人の誇りが目覚めますように。