一日一トライ~”その記憶の記録”

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🅿-5.ゴス下絵付変形長角皿 6点

2022-05-16 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

 素焼きした素地にゴスで絵付けし、透明釉を掛け焼成したものを「染付」といいます。染付は、ペルシャで9~10C頃に発生しました。14C頃には中国で1300℃の高温で焼成できるようになり、シルクロードを経由して、中近東・ヨーロッパ方面に輸出されました。

 以下は、陶磁器染付文様事典(柏書房)を参考にアレンジしたものです。粘土は白信楽粘土(①~⑦)、焼成は酸化焼成(1250℃、19時間30分)です。



 ①染付鳳凰文長角皿     高2、26.5×14.7


 ②染付魚藻文長角皿    高2、26.5×14.7


 ③染付麒麟草花文長角皿  高2、26.5×14.7


 ④染付孔雀文長角皿   高2、26.5×14.7


 ⑤染付雲龍文長角皿   高2、26.5×14.7


 ⑥染付孔雀文長角皿   高2、26.5×14.7

染付の主原料は酸化コバルトで、好みの色や沈殿防止の目的で弁柄、鬼板、黄土、天草陶石を混ぜて作ります。焼成の仕方でも色合いが異なりますので、工夫と経験が必要です。

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