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🅼‐15.病気にならない生き方(15)~「錆びたものを食べると、体も錆びる」から

2022-05-27 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第2章『太く長く生きるための食べ方』の「錆びたものを食べると、体も錆びる」を要約します。



 新鮮な食物が体によい理由に、エンザイムがたくさん含まれていることとともに、酸化していないことがあげられる。日常的に食物が錆びる例として、天ぷら油が使っているうちに黒く変色したり、皮をむいたリンゴやジャガイモが変色するのを見るが、これが「酸化=錆び」。酸化は、物質が空気中の酸素と結びつく現象なので、古い食物は、それだけ「酸化の進んだ食物」になる。

酸化したものが体に悪い理由
      フリーラジカル、特に活性酸素を作り出す原因になる。

おさらいフリーラジカル(単にラジカル)~通常、分子の中の電子は2つが対をなして安定して存在するが、 その電子が対をなさず、一つだけ離れて存在することがある。このような対をなしていない電子を持つ電子や分子のこと。

 このフリーラジカルは、細胞内の遺伝子を壊し、がんの原因をつくるなど、様々な健康被害をもたらす。赤ワインやココアのポリフェノールや大豆製品のイソフラボンは抗酸化物質として注目されている。フリーラジカルは普通の酸素の何十倍もの強い酸化力をもっている。

 フリーラジカルは、酒やたばこ、その他の様々な要因で発生する。呼吸しているときも、体内に取り込んだ2%がフリーラジカルになっている。反面、これは、体内に入ったウイルス、細菌、カビなどを退治し感染症を防ぐという体に不可欠な働きもある。しかし、一定量以上増えると正常な細胞の細胞膜やDNAを壊してしまう

 私たちの体には、フリーラジカルが増え過ぎてしまった時のために、中和する働きをもつ抗酸化物質であるエンザイムが備わっている。ところが、40歳を過ぎると急激に減少する。生活習慣病の発症が40歳過ぎたころから多くなるのは、このエンザイムが減少するためではないかという説も。そこで、余分なフリーラジカルと戦ってくれるのが「ミラクル・エンザイム」である。

 フレッシュでエンザイムの多い食べ物を食べていれば、必要以上にフリーラジカルができないうえ、体内のミラクル・エンザイムの消耗を防げるので、生命エネルギーはどんどん高まっていくため健康を維持できることになる。何を、どのように食べるかは非常に大切なことである。

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